どうなる? 子どもと教育 「特別の教科 道徳」 のねらいは?

先週の土曜日は、午後からここに。場所は東大農学部。久しぶりの本郷だな。でもないか。だけど、こういうところに出たときは、ちゃんと考えたことを書き留めておかないとなあ。なかなかそういうことがきちんとできていない。
なかみは、「安倍『教育再生』で、なぜ道徳の教科化なのか? 森友学園の教育から見えてくるもの」は俵義文さん (子どもと教科書全国ネット 21 事務局長)。「『特別の教科 道徳』の問題点」は渡辺雅之 さん (大東文化大学、民研「道徳教育プロジェクト」委員)。「『道徳』教科書はどんな内容?」は小佐野正樹 さん (東京民研共同研究者、元小学校教員)。現実に、教科書がつくられ、授業のありようが具体的になっていく局面。教科書の展示が6月1日からだから、なかなか、そういう教科書の記述に即して、つっこんでということにならなかったので、そこはもどかしい。
道徳を考えるとき、2つの面が必ずある。この教科の導入のねらいや、そこにある右翼的な思想というものは明確だし、それを統制的手法ですすめていくこともはっきりしている。そのことをどう議論するのか。教材、教育内容に即しながら、ていねいにやっていかないと。現状の教育の現場はかなり厳しいから、よけいに、困難とそして大事さがあるのだろうが。もう1つは、では、実際にどういう授業をやっていくことで対抗していくのかという面。渡辺さんがパネラーにいた関係で、そういう点でも、議論になったのでよかった。最初はどんなシンポになるのかと思ったけど、議論は建設的で、実践的でもあったのでおもしろかった。結局、民主主義教育とは何か、その太い筋が大事ってことだけど。だけど、総じて、出席者は高齢者で、現役の先生はほんの数人。ここがしんどい。とりわけ、若い教師のなかで、どんな議論がいちばんいいのかということをよく考えないと。後者の議論を、若い先生の悩みや試行錯誤に重なる形ですすめながら、とにも前者を考えていくという感じか。そのためには、相当の決意や覚悟が求められると思うのだけどなあ。
« 変貌するPKO 現場からの報告 | トップページ | 2017年05月30日の新聞社説 »
「平和」カテゴリの記事
- 「スパイ 機密と監視の境界で」(2026.07.13)
- 辺野古での事故を利用した教育介入を許さない!(2026.07.03)
- 「悲しみのピーア 海底炭鉱で待つ183人」(2026.06.30)
- 昨夜、胃が…(2026.06.29)
- 自衛隊法の改正(2026.06.27)
「政治」カテゴリの記事
- 高齢者は(2026.07.16)
- 縦の支配 中国 ショートドラマの光と影(2026.07.15)
- 「スパイ 機密と監視の境界で」(2026.07.13)
- 「大阪教育集会2026」(2026.07.11)
- 寝苦しい夜になってきた(2026.07.10)
「歴史」カテゴリの記事
- そう簡単に解決するわけではない(2026.07.01)
- 「悲しみのピーア 海底炭鉱で待つ183人」(2026.06.30)
- 患者さんの痛み 写真家の葛藤 〜水俣病 公式確認から70年〜(2026.06.28)
- 2026年の慰霊の日(2026.06.23)
- 沖縄戦とスパイ、そして牛島司令官(2026.06.22)


コメント