震災6年 汐凪(ゆうな)を捜して ~津波と原発事故 ある被災者の6年~
昨日、何とか間に合ってみることができました。
東日本大震災から5年9か月たった去年12月11日、福島第一原発のある大熊町で最後の行方不明者となっていた木村汐凪ちゃん(当時小学1年生)の遺骨が見つかった。汐凪ちゃんの父、木村紀夫さんは、父と妻も津波で失い、唯一行方不明だった汐凪ちゃんを、原発事故に翻弄されながら探し続けてきた。遺骨を前に、「ほっとした反面、もっと早く見つけられたのでは・・・」と小さな安堵と大きな悔いが残ったという。原発事故によって奪われたものは何だったのか。そして人びとの再生とは。作家の天童荒太さんとともに考える。
ドキュメントの時間をしっかりとった放映。お父さんのこの6年の複雑な思いによりそようなつくりでした。厳しい言葉はないけれど、ボクらは、そのとき生きていた人、またその後、どのように生きてきて、いま生きているのか、決しての、あの事件・事故に直面した人たちのことを忘れてはいけないと強く思った。
おとといには、震災6年 埋もれていた子どもたちの声 ~“原発避難いじめ”の実態 辻内さんたちの調査。HPに番組の大要はあるのだけど。
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