« 相棒15 前後編スペシャル 声なき声 | トップページ | 2017年02月11日の新聞社説 »

2017/02/11

都市/大学のガバナンスと若者支援(首都ソウル vs.東京) ―公立大学(ソウル市立大学)の学費半額化をめぐって―

16665084_1326209290773146_739626909 午前中のインタビューを終え、午後からは、ここへ! 漸進的無償化科研と大学評価学会のシンポ。シンポはまず、パク・コヨン祥明大学校教授/(韓国)大学教育研究所(HEI)理事長、チョン・ビョンホソウル市立大学教授/ロースクール研究科長の報告。通訳を介してだから、ただでさえ難しい内容が、いっそう難しい。だけど、韓国の体験を直で聞けるのはやっぱりすごいこと。全然、印象が違うんだもの。進藤兵都留文科大学教授/東京自治問題研究所理事長。あいかわらず、てきぱきとした分析と整理。いろいろな理解に役立つなあ。討論も含め、やっぱり韓国での、運動の広がりと、理念的な議論の厚みは感じるなあ。そのうえで、実際にには政治的な妥協をくぐっていくわけで、そこから考えるべきことも見えてくる。もともと、教育政策、大学政策そのものも、複合的なもの。しかも、学生の実態や学びということを考えれば、より多面的な議論が必要。ワンイシューではかたずかない、視野と議論が必要だということ。ここはおもしろいし、たくさん考えさせられた。だけど、同時に、ワンイシューからはじまってこそ、議論が多面的になるということも事実だなあ。そこもおもしろい。
 制度自体でいえば、やっぱり、韓国の地方自治事情はもっと勉強しないとなあ。日本の自治体の多くは疲弊しているし。と同時に、日本は地方の格差が大きいから。首都大のような大学だけではなく、多くの公立大学は小さな自治体だしなあ。交付金依存という面もあるだろうし。いろいろ知りたいこと、勉強したこと山積み。公立大学の研究している人いるのかなあ。


« 相棒15 前後編スペシャル 声なき声 | トップページ | 2017年02月11日の新聞社説 »

教育」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

経済」カテゴリの記事

若者」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 相棒15 前後編スペシャル 声なき声 | トップページ | 2017年02月11日の新聞社説 »

無料ブログはココログ
2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31