「保育園落ちた」3人に1人、JNN調査
籠城していたからねえ。結構、きつい日々ですけど。
「保育園落ちた」3人に1人、JNN調査(TBSニュース)「保育園落ちた日本死ね」から1年、待機児童問題の深刻な状況が続いています。関東の激戦区では今年4月の入園を希望した人のうち3人に1人が「保育園に落ちた」ことが分かりました。
JNNは、関東1都3県の保育所不足が深刻な自治体を対象に認可保育所への申し込み状況などを独自に集計しました。
その結果、今年4月の入園へ向けた1次募集の申込者数は、23日までに回答があった28の自治体すべてで去年を上回りました。申込者の合計は10万1259人で、去年から7421人、およそ8%増加しています。自治体別で増加率が特に高かったのは、東京・中央区や目黒区、千葉県・市川市や千葉市などでした。
一方、募集の結果について回答があった22の自治体では、申込者8万5282人に対して、入園が内定した児童は5万6746人にとどまりました。内定率は66パーセントで、実に3人に1人が「保育園に落ちた」ことになります。
内定率が最も低かった江戸川区では、申込者2962人に対して内定は1370人と46パーセントで、最も高かった葛飾区でも78パーセントでした。
各自治体で受け皿の整備が進む一方、申込者の増加に追いつかず、都市部では依然、保育所不足が続いています。
すごい数字だなあ。昨日は、保護者や保育士ら約200人が参院議員会館に集まり、声を上げた。「保育所ふやして! 保育士ふやして! 安心・安全な保育は国の責任で 国会大行動」(よりよい保育を!実行委員会主催)と「保育園!!!私たち声を上げます!2017」アクションという取り組み。
何度も言うけど、これは基本的に政治が責任をはたすのかどうかという問題だと思う。一義的に、国や地方行政が責任をはたしすという姿勢にたつように、政治が責任をはたすべき。これだけの数の保育園に入れない人が生じるのはなぜなのか、そのことももっとていねいに明らかにする必要があるのだろうなあ。あまりにもものすごい数。そして、そこには、ほんとうに親や子どもの困難というものがあるのだからなあ。
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