ルポ 母子避難――消されゆく原発事故被害者
以前に買っておいたのだけど、全部読まずに放置したままになっていた。だけど、相方が北海道に持っていったはずなので、もう一度amazonで買ったわけだけど、相方は持って行っていないという。真相は不明。で、ここに来て読み終えた。冒頭は、事故直後の避難からはじまる。あのときに恐怖を思い出して、読んでいても息が苦しくなる。それほど、大きなできごとだった。
たしかに、自主避難というのは、自己責任にくるまれてしまう。そのなかで、登場する人たちの暮らしやそのなかでの葛藤は、読んでいても、ほんとうに苦しくなる。そこなかで、送った避難生活。だけど、そこには、いろいろな議論があるにしろ、ある種の危険があり、恐怖があり、やむにやまれず、強いられた避難であるはずだ。だけど、政治も、東電も、なぜにここまで冷たく、そして社会のなかで、支援運動が広がったにしても、十分な理解が広まらないのか。
そして、いまの内閣は、福島は帰還が先行し、自主避難者たちは、「消されていく」ことになる。目前に借り上げ住宅の打ち切りは迫る。さまざまな押し返しや地域での具体化があるにしても。もう6年だ。避難先でも生活もあれば、果たして、かつて住んでいた町や村は、帰還できる状況に十分あるのか。ていねいな議論が必要なのにだ。きちんと、向き合わなければならない。
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いろいろな議論があるにしろ、ある種の危険があり、恐怖があり、やむにやまれず、強いられた避難であるはずだ。だけど、政治も、東電も、なぜにここまで冷たく、そして社会のなかで、支援運動が広がったにしても、十分な理解が広まらないのか。
これこそが、この日本国そのものに対する本質的な見立てそのものであることは、これをごまかそうとする魂胆が見え見えの政権与党自らが招いたものであると同時に、このような政権与党にまんまと騙されてしまった日本人もまた、自ら招き入れてしまったのだということこそが、この私たち日本人にとっての本質的な見立てであることは、もう国際社会全体にはバレバレのことであることは、誰が見ても明らかなことなのでは?
沖縄県民の皆様にしてみれば、この政権与党の官房長官自らが、白状してくれたものであることは、アメリカからしてバレバレのことであることは、中国外務省ではありませんが「安倍総理は噓つきだ」ということが真実であることを逆手に取れば、それこそ「この見返りに、外務省から核開発計画書を持って来い」ということにでもなれば、読み終わった新聞を廃品回収に出せば、トイレットペーパーと交換することは、私たち日本人にとっては日常生活習慣として、誰もがやっていることであり、これを外交カードにでも利用すれば、「この外務省からは、本物ではなく、表紙を差し替えただけの偽物の核開発計画書を中国に差し出して、中国にしてみれば、お土産にトイレットペーパーを持たせて追い返してやることで、この政権与党をコケにしてもらうことで、この政権与党にまんまと騙されたことを勘違いして、憲法9条を亡きものにして、核武装をしてでも戦前の日本を取り戻そうとする日本会議を道連れにして、アメリカの言いなりになって、「大日本帝国の大馬鹿野郎!」とでも勝手に叫び続けさせながら、この政権与党自らっが、誇りをもって、アメリカの言いなりになって脱原発に向かうことで、これをごまかそうとして自らの利益のことしか考えない強欲で傲慢な日本経団連自らも、誇りをもって、アメリカの言いなりになって、譲歩するならば、誇りをもって、どんどん譲歩して、売り上げだけをどんどん減らし続けることになろうとも、核発電推進原理主義組織自らが、中曽根大震災の責任をかぶり、アメリカの言いなりになって、どんどん涙を流し続けながら、放射性廃棄物や使用済み核燃料の最終処分については、このアメリカならびにロシアをロールモデルとして、どんどん受け入れて、財界を容赦なくどんどん痛めつけることになろうとも、ブラック企業だけが、誇りをもって、どんどん涙を流し続けながら、どんどん勝手に一人負けすることで、講師アットころにしがみつくだけの使い物にならない間抜け社員だけを道連れにして、どんどん一人負けして、意欲も熱意もすべてを喪失し、どんどん涙を流し続けながら、どんどん泣き寝入りをしながらも、福島県民の皆様にご奉仕してください、ということこそが「お国のため、天皇陛下のため」なのだと思えば、幾らでもできて当然のことだし、こうした連中だけが、勝手に叫び続ける「大日本帝国の大馬鹿野郎!」ということも国際社会にどんどん容赦なく見せつけながら、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守っていくことを誇りとして、心置きなく、どんどん涙を流し続けながら泣き寝入りしながら、ひっそりとへたれこみながら、どこか人目のつかないところで、そっと静かに幸せに暮らすことができるように、暖かく見守っていくことを誇りとして、国際社会にどんどん見せつけていくことで、名誉ある孤立化をして、多極化の流れの中に、地政学的な孤立化というものも逆手にとって、「国破れて山河あり」ということも、誇りとして、国際社会に良いロールモデルとしてどんどん見せつけながら、日本経済を沈没させたところで惜しくはないし、ただ、経済的な豊かさは、もうそれほどでなくても構わないし、そっと静かに自立自律して幸せに暮らすことができるような社会となって安定化させることで、全人類からは「天皇陛下ありがとうございます」と深く感謝して応えて来てもらえることこそを、自己実現につながる具体的目標とすることで、アメリカの言いなりと言っておきながら、これをごまかしてでも全体主義にしがみつこうとする魂胆が見え見えの使い物にならない間抜け官僚機構自らが、この多極化する国際社会のど真ん中で、感謝、感激、雨あられで、涙を流しながら「天皇陛下ありがとうございます」と深く感謝しながら、どんどん輝くのを、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守って行くことで、これに対するご褒美として、憲法9条にノーベル平和賞お墨付きを賜ることになれば、何よりのことであることは、もう誰が見ても明らかなことなのでは?
投稿: asa | 2017/02/09 12:43