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2017/02/17

米軍属暴行殺人 「彼女が悪かった」被告、弁護士に話す

 2日前に記事だけど、これはちゃんと、残しておこう。これほど、強い怒りを感じる記事はないし。

米軍属暴行殺人 「彼女が悪かった」被告、弁護士に話す(琉球新報)

 米軍属女性暴行殺人事件で殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪で起訴されている元米海兵隊員のケネス・フランクリン・シンザト(旧姓ガドソン)被告(33)が犯行について「(事件が起きたあの場所に)あの時居合わせた彼女(被害女性)が悪かった」との認識を示していることが14日、分かった。13日付の米軍準機関紙「星条旗」が被告の弁護人を務める高江洲歳満弁護士を通じて同被告の見解を報じた。被害女性への責任転嫁とも受け止められる認識に、女性団体などは反発を強めている。
 高江洲弁護士によると、「米国の人には思いを伝えたい」とのケネス被告の要望で、高江洲弁護士が拘置所で聞き取った本人の供述書を星条旗紙に提供した。
 同紙によると、ケネス被告は「棒で殴った上で意識を失わせ、スーツケースに入れてホテルに連れ込み暴行しようとした」として、それ以上の危害を加える意図はなかったとした。日本の法制度では女性暴行は親告罪で、被害者による通報率も低いとして「逮捕されることについては全く心配していなかった」とした。
 暴行しようとした動機については「高校時代から女性を連れ去り暴行したいとの願望があった」と供述し、犯行当日はその欲求が高まっていたとした。幼少時から幻聴に悩み続け、自殺を図ったこともあるとした。
 ケネス被告側は強姦致死と死体遺棄の罪については起訴事実を認める一方で、殺人罪については殺意がなかったとして否認している。弁護側は被告の幻聴が長く続いてきたなどとして、那覇地裁への精神鑑定の申請を検討するとしている。

 こちらが、この問題を最初にほうじた、「STARS AND STRIPES」の記事。
 なぜ犯行にいたったのか? 幻聴、云々よりも、「逮捕されることについては全く心配していなかった」ということがやはり大きいなあ。そもそも「彼女が悪かった」などには、相手の人権ということを考えることそのものがないもの。それは、なぜ生まれたのか。米軍というものの存在と無関係では決してないわけで。

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コメント

下着泥棒大臣が、、かつて女性宅からパンティや下着類を手に入れようと侵入したところ、女性に見つかってしまい、警察が駆けつけたところ、パンティを頭から被りながら楽しんでいたところを現行犯逮捕されたという事実を隠しておきながら、これがバレてしまったことを、ごまかそうとする魂胆と、この米軍女性暴行事件で貸与された元海兵隊員の容疑者もまた、「女性が多く活躍する仕事や職種をピンクカラージョブなどといったところで、大日本帝国軍性奴隷問題の前科をごまかそうとする魂胆が見え見えであることが、どちらも共通する本質的な見立てそのものであることは、国際社会全体からすれば、バレバレのことであることは、もう誰が見ても明らかなことであることは、ロシアのプーチン大統領や中国の習近平国家主席にしてみれば、アメリカのトランプ大統領のみならず、これにまんまと騙されてしがみついているだけの安倍首相にたいしては、「誰が相手にするものか」という心境であろうことには、沖縄県民の皆様にしてみれば、厚生労働省による地域包括支援システムによる地域の中の世話役にも、誰が起用するものか」という心境であろうことも、「保育園落ちた、日本死ね」という心境と大いに共感できるものであると同時に、自分がプーチン大統領であれば、この沖縄県と北海道をウクライナに置き換えれば、サハリン州がクリミア自治共和国をロールモデルとして、この規制労働省による地域包括支援システムというものを、今度はロシア版地域包括支援システムのモデル事業として、サハリン州の皆様が、自ら主体的に取り組んで、行きつく先は、樺太のみならず、国後島や択捉島にでも老人介護施設でも作るのであれば、尖閣諸島と同様に、千島列島すべてを棚上げ合意として、歯舞諸島と色丹島につきましては、近いうちに日本に返還することに致しますから、日本国民の皆様に置かれましては、どうぞご安心下さい」ということで、そっと静かに暖かく見守って参りたいところですね。

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