孤立する学生を包み込む「大学の保健室」
yahooニュースに秋山さんの記事が!
孤立する学生を包み込む「大学の保健室」(yahooニュース)学校の保健室を訪れることなく大人になった人はまずいないだろう。「保健室の先生」と呼ばれる養護教諭が「どうしたの?」と出迎え、心身両面の不調を受け止めてくれる。子どもたちの「駆け込み寺」となる保健室の設置は、一般的には高校までだ。しかし、「大学の保健室」を開設して10年になる短大がある。見えてくるのは、苦しさを抱えて孤立し、力尽きかねない若者たちの姿だった。……
大学の保健室の富山先生は、彼女が義務制の現場にいたころから、いろいろ企画の相談にのっていただいた。大学に移ってからも、講演をお聞きしたことがある。学生の貧困や孤立などの困難のもとで、なるほどなあと思う。なかなか重要な実践を貫いている。いまだ、現役としてがんばっておられるのには頭が下がる。
大学そのものでいえば、いまは多くのところで、学生支援センターとかがつくられている。相方のところは、健康保健センターだ。ここに、看護師さんや、校医だけでなく、カウンセラーや障害児教育、ケースワークなどを担当している教員もかかわる。総合的にやっているところもあれば、かなり分野別に並列してやっているところもある。総合的に支援するのがいちばんいいだそうし、そのための支援会議的なシステムをつくるほうが、機動的に支援できるだろうけれども。大学によっては形式的になっているようなところもあるのだろうけれど。いずれにしろ、現状に即して、いろいろな専門家がかかわれるようなシステムをきちんとつくっていけれればいいのだけどなあ。
« 2017年02月19日の新聞社説 | トップページ | 2017年02月20日の新聞社説 »
「教育」カテゴリの記事
- 石破さんのインタビュー本『保守政治家 石破茂』を読み始める(2024.10.02)
- 辺野古「抗告訴訟」 沖縄県が最高裁に上告 「都道府県が司法判断を求められない判決は容認できない」(2024.09.18)
- 10月号ができました(2024.09.11)
- 河野大臣「自由に働き方を決められる制度が大事」 希望者には“勤務時間の上限廃止”も 働き方の規制緩和を表明(2024.09.05)
- 小1の不登校が2年で倍増 「幼・保・小」の連携で対応(2024.09.01)
「政治」カテゴリの記事
- 石破さんのインタビュー本『保守政治家 石破茂』を読み始める(2024.10.02)
- 幌加内町の歴史資料館「笹の墓標展示館」引き継ぐ新施設完成(2024.09.30)
- 石破新総裁「期待する」52% 高齢層ほど期待感高く 毎日世論調査(2024.09.29)
- 自民 石破新総裁 党幹事長に森山氏 官房長官に林氏 意向固める(2024.09.28)
- 「安倍氏の天敵」石破新総裁 自民党内に残る拒否感、どうなる衆院選(2024.09.27)
「経済」カテゴリの記事
- 幌加内町の歴史資料館「笹の墓標展示館」引き継ぐ新施設完成(2024.09.30)
- 「安倍氏の天敵」石破新総裁 自民党内に残る拒否感、どうなる衆院選(2024.09.27)
- 「『虎に翼』が描く“生きづらさ”の正体 脚本家・吉田恵里香」(2024.09.26)
- 最高裁「違法」判決後も女性トイレ制限 経産省、トランス女性職員に(2024.09.22)
- 午後には福祉国家構想研に(2024.09.21)
「若者」カテゴリの記事
- 給食ない夏休み「恐怖」 過去最多2921の困窮家庭へ緊急食料支援(2024.07.25)
- 「命と向き合った日々」(2024.07.07)
- 深夜の東大安田講堂前に学生100人集結、警察官臨場も… 授業料値上げを巡る「総長対話」の一部始終(2024.06.24)
- 東京大学 授業料引き上げを検討 学生らの団体 撤回を訴え(2024.06.14)
- 来春卒大学生の採用面接解禁 既に内定率78%、進む形骸化(2024.06.01)
コメント