小田原市職員の上着に「不正受給はクズ」 生活保護担当が市民訪問に着用も
昨日から話題のこのニュース。クリップしておこう。やっぱりひどい。
小田原市職員の上着に「不正受給はクズ」 生活保護担当が市民訪問に着用も(東京新聞)神奈川県小田原市で二〇〇七年以降、生活保護受給者の自立支援を担当する市職員ら六十四人が、「不正受給はクズだ」などの趣旨の英文が背面にプリントされたジャンパーを自費で購入し、一部の職員が勤務中に着ていたことが分かった。市が十七日発表した。左胸部分には「HOGO NAMENNA」、保護なめんなと読めるエンブレムが付いており、ジャンパーを着たまま受給者宅を訪れるケースもあった。
市は同日までに使用を禁止し、担当部長ら七人を厳重注意処分とした。加藤憲一市長は「配慮を欠いた不適切な表現で申し訳ない」とのコメントを出した。市によると、〇七年七月、生活保護の受給資格を失った男が同市役所で、職員二人をカッターナイフで切り付けた事件を機に、当時の担当係長の発案で業者に依頼し作った。職員らは受給者宅で相談に応じるケースワーカーや庁内勤務の指導員で、二十八人が現職。
ジャンパーの背面には「不正受給してわれわれを欺くのであれば、あえて言う。そのような人はクズだ」「私たちは正義だ。不正が発覚した時は追及する」などといった趣旨の英文がプリントされていた。
係長だった職員は「仕事がきつく、職員の士気を高めたかった。受給者向けのメッセージではない」と釈明している。……
弁護士の小久保さんが、コメントを。「開いた口がふさがらない。不正受給をしているのは全体の支給額の約0・5%なのに「なめんな」と書かれたジャンパーを着てケアに当たれば、団結して威圧するような態度と言える。論外だ。市は生活保護制度の前提が理解できていないのではないか」。ほんとうにこの意識に低さはなんだろうか。だけど、CWと言え、一般職で採用された人が、何も知らずにやってくる。『健康で文化的な最低限度の生活』のような、そこからの成長を描いた漫画もあるけれど(相方に、北海道にもっていかれた!)、だけど、ちゃんと、意識的に積み上げていかないと、こうしたことは起こりうる。しかも、稲葉さんが指摘するように、小田原市のHPには、法的に違法な記述が満載だ。「『保護なめんなジャンパー』の小田原市ホームページは制度を利用させない『仕掛け』が満載だった。」 つまり、背景には、組織的に、歪んだ生活保護への認識がある。そういうことから変えていかないと。そのためにも、この制度と、この社会のあり方についての認識の共有を積み重ねていかないといけないだろうなあ。
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