シリーズ 暮らしと憲法 第一回 女性
ハートネットTVの再放送を見た。
今年は、日本国憲法が施行されてから70年の節目の年。戦後日本は、憲法を道しるべに社会を築いてきました。しかし、憲法のことを普段は、あまり意識しないのではないでしょうか?ハートネットTVでは、シリーズで暮らしの現場から憲法を見つめていきます。
第一回 女性
第24条・婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し……
法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければなりません。
男女平等がうたわれたこの第24条は、当時、世界でも類を見ない高い理想を掲げた内容でした。この条文の草稿を書いたのが、GHQのスタッフだったベアテ・シロタ・ゴードンさん(当時22歳)。幼少期に10年ほど日本で暮らしたベアテさんは、財産権・選挙権などの「権利」を持たず、結婚も本人の意思だけでは決められない日本女性たちの状況を見聞きしていました。70年前に生まれた憲法の男女平等の理念をもとに戦後女性が獲得した権利と、いまなお抱え続ける生きづらさ。貧困や様々な困難を抱える女性の暮らしから憲法を見つめます。
シロタさんの映像が懐かしい。その情熱は、多くは、実現をあとの世代にたくされた。雇用と労働における同権。現在、女性の貧困という形でそれは突き付けられている。そのことも正面からとりあげる。そして、無戸籍という問題を通して、民法の不備も問う。なかなか、問題を正面から取り上げていて、さすが、ハートネット、ETVであった。
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