標的の島 風かたか
三上さんの新しいドキュメントを見た。今度も重い内容。冒頭は、米兵による女性殺人事件の県民大会から。ほぼ、この2年の沖縄を恵動きを追う。その場は、宮古島、石垣への自衛隊配備、そして、辺野古、高江。ああ、ここまで、くり返し、強行に沖縄への攻撃が繰り返されてきたのだと、あらためて胸がつぶれる思い。宮古のたたかいは、いま市長選挙へとつながっているわけだけど、とりわけ、辺野古と高江のたたかいは、ほんとうに苦しく、長いもの。いったん辺野古の基地建設はとまる。そのとき政府は高江に襲い掛かる。そしてだ、沖縄の人々の、沖縄戦から連なる思いがあふれ出ている。風かたかに思いが込められているのだから。
三上さんは、ニュース映像出身の人だから、どうしても、緊張した対立を、ある種の衝突、とりわけ、座り込みのごぼう抜きで表現する。その場面が、今回も多い。たしかに、その場面は、悔しく、切ない。だけど、ことの本質は、もっと深いところにある。敵は機動隊ではなく、政府であり、アメリカだ。そして、そのために、オール沖縄でたたかっている。そこには、さまざまな試行錯誤も、葛藤もある。ボクは、文章の報道者だから、その沖縄の深さや太さにもこだわりたいと思うなあ。そこから、沖縄での共同の発展も、本土での連帯の構築も、この国の闘い自体をどのように切り開いていけるのかの、ヒントがきっとある。
ドキュメントはあくまで、途中経過。同時進行でたたかいは続く。宮古島もそうであるが、高江、そして辺野古でも工事が再開された。
« シリーズ 暮らしと憲法 第一回 女性 | トップページ | 2017年01月12日の新聞社説 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 田中均さんの訴え(2026.04.04)
- 国会情報会議設置法案が出されて、いよいよ審議が始まります(2026.03.28)
- 忙しく、余裕もなく、1週間以上お休み(2026.03.22)
- 自民圧勝を後押し ネット動画(2026.02.14)
- 『あなたを忘れない 朝鮮からの満州移民』 前衛3月号ができています(2026.02.08)
「平和」カテゴリの記事
- イライラする一日(2026.04.11)
- 普天間飛行場の全面返還合意から30年(2026.04.10)
- 今日から新学期(2026.04.08)
- この先はどんな生活がまっているのか(2026.04.07)
- 5月号ができています(2026.04.06)
「政治」カテゴリの記事
- イライラする一日(2026.04.11)
- 普天間飛行場の全面返還合意から30年(2026.04.10)
- 議論に入らないのだろうか(2026.04.09)
- 今日から新学期(2026.04.08)
- この先はどんな生活がまっているのか(2026.04.07)
「沖縄」カテゴリの記事
- 普天間飛行場の全面返還合意から30年(2026.04.10)
- イラン小学校攻撃に米トマホーク使用の可能性 沖縄寄港のイージス艦が発射か 英BBC報道(2026.03.12)
- 十年後 奈良教育大付属の報告集会(2025.12.13)
- 米軍、名護で攻撃ドローン訓練 実弾で自爆 沖縄県内で継続へ(2025.12.12)
- 「琉球ノワール 1945-1972」(2025.12.07)


コメント