憲法改正「優先課題でない」が半数=内閣支持5割回復-時事世論調査
いつものようにシビアな時事の世論調査。ここでも、内閣支持率は高い。
憲法改正「優先課題でない」が半数=内閣支持5割回復-時事世論調査(時事通信)時事通信が6~9日に実施した1月の世論調査で、安倍政権が目指す憲法改正は優先的に取り組む政治課題かどうか尋ねたところ、「優先的に取り組む政治課題ではない」が49.5%に上った。「優先的に取り組む」は36.5%で、慎重な扱いを求める声が依然として多かった。「分からない」は13.9%だった。
安倍内閣の支持率は前月比2.0ポイント増の51.2%で2カ月ぶりに5割に戻った。日米両首脳による真珠湾訪問などが評価されたとみられる。不支持率は3.0ポイント減の26.5%だった。
内閣を支持する理由(複数回答)は、多い順に「他に適当な人がいない」21.4%、「リーダーシップがある」16.9%、「首相を信頼する」13.9%。支持しない理由(同)は、「期待が持てない」13.0%、「政策が駄目」10.3%、「首相を信頼できない」8.5%の順だった。
政党支持率は自民党が前月比2.7ポイント減の23.6%で、民進党は増減なしの4.4%。以下、公明党3.4%、共産党1.6%、日本維新の会1.5%だった。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非について尋ねたところ、賛成39.6%、反対34.4%、「分からない」は26.0%だった。調査は全国の18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は64.3%。
憲法の健全な反応には核心をもちつつだけど、辺野古は、まだこういう状況か……。日韓関係についての、調査もあって、「今後の日韓関係の見通しについて尋ねたところ、『変わらない』と答えた人が46.9%で最も多く、半数近くを占めた。『今より悪くなる』は36.8%で、『今より良くなる』は4.4%にとどまった。11.9%が『分からない』と答えた」そうだ。案外、冷静なので、ちょっと安心したという面もある。でも、もしかしたらもうすでにかなり悪化しているからということなのかしら? うーん、もっと聞きたいなあ。いずれにしろ、政党支持なし層の増大が、ここでは肝なのかもしれないなあ。
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