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2016/12/14

子どもが心のかっとうを超えるとき―発達する保育園 子ども編 大人だってわかってもらえて安心したい―発達する保育園 大人編 保育は人 保育は文化―ある保育園民営化を受託した保育園の話

51gdi1i0uol_sx348_bo1204203200_51rvkggnpl_sx351_bo1204203200_51n2314wnl_sx353_bo1204203200_ 平松さんの本を、三冊あわせて、読んだ。すごくよかった。則武保育園から、けやきの木保育園への顛末は、自分の学童保育の公立化の経緯も思い出して、とにかく涙なくしては読めなかったし、自分の足りなかった点などもいろいろ胸につきささった。
 そうした経緯の中で、子どもと向き合い、そのなかでつかんだ核心みたいな、宝物のような、「思想」が込められている。それは、どんな子や親でも、保育園とつながることで、さまざまな困難などをうけとめてくれ、生きていくための支えをつくることができるってことだろうか。ベタな表現を使えば、幸せになる第一歩だということ。とりわけ、平松さんが、貧困と保育園の役割というものを強く意識するようになったのよくわかるし、社会的な発信の必要性というものをどう感じていったのかということもよくわかる。
 保育園の延長って、ボクより年上の母親みたいな人と言うイメージを持ち続けてきたけど、牧さんなんかがそうで。だけど、平松先生はボクよりも年下で、相方と同い年。だけど、すごいなあ。共感もでき、尊敬もでき。自分が伸び行く姿もまた、素敵なのである。


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