政府「駆け付け警護」など新任務付与の方針固める
前のめりなのは、そうだけど。ほんとにやるのか、できるのか?
政府「駆け付け警護」など新任務付与の方針固める(NHKニュース)政府は、南スーダンに派遣される自衛隊の部隊について、武器の使用を含めた対応能力が向上しているとして、治安情勢の悪化がなければ、安全保障関連法に基づき、「駆け付け警護」などの新たな任務を付与する方針を固めました。
アフリカの南スーダンでは自衛隊が国連のPKO=平和維持活動に当たっており、政府は、交代で派遣される部隊に、安全保障関連法に基づき、国連の関係者などが襲われた場合、救援に向かう「駆け付け警護」などの新たな任務を付与する方向で検討しています。
こうした中、政府は7日、NSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開き、安全保障政策を担当する柴山総理大臣補佐官が、先に南スーダンを視察したことが報告されました。
こうしたことを受けて、政府は、今月20日から派遣される部隊について、難易度を増した状況でも武器の使用を含めた部隊の対応能力が向上し、南スーダン政府の受け入れ同意が安定的に維持されると考えられるとして、治安情勢の悪化がなければ、「駆け付け警護」などの新たな任務を付与する方針を固めました。
政府は、南スーダンの治安情勢は極めて厳しいものの、自衛隊が活動している首都ジュバは比較的、落ち着いているとしており、今週行われる与党内での検討状況も踏まえて、今月中旬に新たな任務の付与を閣議決定する方向で調整を進める考えです。
ただし、時事のニュースは、ちょっとトーンが違う。「新任務付与について、政府は今月中旬に閣議決定する方向で調整中。ただ、菅義偉官房長官はNSC後の記者会見で『現地情勢を引き続き注視したい。任務の付与については総合的に検討しているところであり、現時点では何も決まっていない』と述べるにとどめた」とのこと。
いずれにしても、言葉の遊びのような使い方で、武力行使に自衛隊は向かうことになるということを意味する。そして、自衛隊の犠牲も避けられない。重大な事態が目前に。
« 元日本軍人ら千人、生涯精神疾患 戦争影響、過去50年で | トップページ | 2016年11月07日の新聞社説 »
「平和」カテゴリの記事
- 学術会議法人化は「終わりの始まり」 ノーベル賞・梶田隆章氏の警鐘(2025.02.11)
- 産業遺産情報センター(2025.02.10)
- ICC所長、米制裁を非難 約80カ国が共同声明(2025.02.09)
- 3月号ができました!(2025.02.08)
- 森友文書の不開示決定、高裁が取り消し「有無も答えないのは違法」(2025.01.30)
「政治」カテゴリの記事
- 学術会議法人化は「終わりの始まり」 ノーベル賞・梶田隆章氏の警鐘(2025.02.11)
- 産業遺産情報センター(2025.02.10)
- ICC所長、米制裁を非難 約80カ国が共同声明(2025.02.09)
- 3月号ができました!(2025.02.08)
- 3割近い公立小中校で教員不足の可能性 教頭会調査で指摘(2025.02.06)
コメント