駆け付け警護、反対47%=内閣支持率は5割回復-時事世論調査
うーん。時事の世論調査。
駆け付け警護、反対47%=内閣支持率は5割回復-時事世論調査(時事通信)時事通信が10~13日に実施した11月の世論調査で、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣する陸上自衛隊部隊に「駆け付け警護」の任務を新たに付与することへの是非を尋ねたところ、反対が47.4%に上り、賛成の28.2%を大きく上回った。「分からない」は24.5%だった。
駆け付け警護は、3月に施行された安全保障関連法に基づき可能となり、今月15日に任務付与が閣議決定された。任務拡大で自衛隊員の危険が増す恐れがあることへの国民の懸念が浮き彫りとなった形だ。
一方、安倍内閣の支持率は前月比1.6ポイント増の51.0%となり、2カ月ぶりに5割を回復した。安倍晋三首相が10日にトランプ次期米大統領と電話会談するなど、大統領選後の迅速な対応が好感されたとみられる。不支持率は2.0ポイント減の28.0%だった。
内閣を支持する理由(複数回答)は、多い順に「他に適当な人がいない」19.9%、「首相を信頼する」14.8%、「リーダーシップがある」14.6%。支持しない理由(同)は、「期待が持てない」13.6%、「政策が駄目」11.5%、「首相を信頼できない」9.0%の順だった。
政党支持率は、自民党が前月比1.3ポイント減の25.8%。民進党は同0.1ポイント増の5.9%と横ばい。以下、公明党3.7%、共産党1.6%、日本維新の会1.4%となった。
次期首相にふさわしい政治家を聞いた質問では、現職の安倍首相が22.4%でトップ、自民党の小泉進次郎農林部会長が14.0%で2位だった。今年1月の調査では小泉氏が首位だったが、逆転した。3位以下は、石破茂前地方創生担当相(9.8%)、小池百合子東京都知事(9.4%)、蓮舫民進党代表(3.9%)、岸田文雄外相(3.1%)の順だった。
調査は全国の18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は62.0%。
「他に適当な人がいない」かあ。言い換えれば、対抗する野党が魅力的に映っていないということだろうしなあ。ここをどう改善するのか。というか、メディアの問題があるから、野党が共闘しての姿を、どうメディアに出ていくような仕掛けをつくるかというのもあるなあ。
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