« 王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間 | トップページ | 2016年10月30日の新聞社説 »

2016/11/02

サウルの息子

Main_large_1 休みをとって、北の地にきているのだけど、こちらはすっかり雪景色。どこに行くわけではなく、一人、部屋にこもって、ビデオ三昧? 見逃した映画を見る。これもその一本。とても難解?な映画(苦笑)。
 主人公のサウルの表情だけを追うような形ですすむ。主人公が息子と主張する(まわりはお前には息子はいないと言っている)子どもの死体を埋葬する(ユダヤ教では火葬では死者が復活しないとされる)ために奔走する。一方で、囚人たちの反乱が組織されていて、それが同時にすすんでいく。
 究極の人権抑圧のもとで展開される物語。そこで奪われているものは何なのか? サウルの息子とは誰か? サルがもとめたものは何なのか? そして、ラストで訴えたものは何なのか?
 強いメッセージのある映画。こういうことを伝えたいという、強い意志でつくられた映画だということが強烈に伝わってくる。


« 王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間 | トップページ | 2016年10月30日の新聞社説 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

平和」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

歴史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: サウルの息子:

« 王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間 | トップページ | 2016年10月30日の新聞社説 »

無料ブログはココログ
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30