住民控訴へ オスプレイの被害増大認めず 第2次普天間爆音訴訟
お得意の「第三者行為」論をここでも!
住民控訴へ オスプレイの被害増大認めず 第2次普天間爆音訴訟(沖縄タイムス)米軍普天間飛行場周辺の宜野湾市や北中城村、浦添市の住民約3400人が夜間・早朝の米軍機の飛行差し止めと損害賠償を国に求めた第2次普天間爆音訴訟の判決が17日午前、那覇地裁沖縄支部(藤倉徹也裁判長)であった。藤倉裁判長は、米軍機の飛行差し止め請求を棄却した。一方、騒音は違法とし、同種の基地訴訟で過去最高水準の損害賠償の支払いを命じた。請求認容額は計約24億5826万円。
住民側は、判決を不服として控訴する方針。
係争中の2012年10月から同飛行場へ配備されたMV22オスプレイについて、判決は「住民らの被害が増大したと認められる証拠はない」と悪化を否定した。
第1次訴訟で確定した控訴審判決が被害を認定していた低周波音について、「住民への生理的影響や、健康に影響が生じているとは認められない」とした。
住民側が求めた、同飛行場の提供協定の違憲無効確認、国による騒音の放置が違憲であることの確認は、不適法としていずれも却下した。
損害賠償は、騒音コンターのW値(うるささ指数)75地域で、原告1人あたり月額7千円、W値80地域では1人あたり月額1万3千円。将来分と、コンター外の原告への賠償は認めなかった。
原告団の島田善次団長は判決に対し「差し止めが認められず失望した」、弁護団の新垣勉団長は「違法な爆音の存在を認めながら、司法が是正する手段を持たないという不条理に怒りがる」と述べた。
でもなあ、はっきりと被害と損害賠償を認めているのだから、その被害をなくすことができないという判決なんて、司法の死のみならず、国の主権そのものの死を意味するじゃん。それは決して、憲法の許すところではないはず。
しかもなあ、この論理で、高江の工事もすすめようとしているのだからなあ。ここを、もっともっと国民の声で、打ち破るしかないんだろうけどなあ。
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コメント
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フィリピンのデュテルテ大統領が、中国のAIIB資金で、アメリカからオスプレイを購入し、中国が埋め立てた人工島で、オスプレイの訓練でもするならば、大阪府警の機動隊を駆けつけ警護と称して、派遣要請を、日本政府にでも出して貰うことにでもなれば、沖縄県にしてみれば、このようなオスプレイをクーリングオフにして貰うことで、南シナ海に持って行きたければ、大阪府警の機動隊も、一緒に連れて行って下さい、とでも働きかけて貰いましょうか?
日本政府にしてみれば、沖縄県に対して涙を流しながらも深く感謝をして応えて頂けるならば、これに対しては、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守って参りますから、ということを国際社会にどんどん発信していくこと目的も予て、イスラエル大使館によるホロコーストセミナーにでも、小池塾の塾生もご招待して貰うことにするならば、イスラエル国歌「希望」と共に、君が代も四面楚歌代わりに聞かせることで、小池塾の塾生に置かれましては、誇りを持って、どんどん涙を流し続けながら、意欲も熱意も全て喪失し、そのまま歴史の闇の中に、ひっそりと泣き寝入りしながら、消えていくのを、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守って参りますから、どうぞよろしくお願い申し上げます、ということで働きかけて参りましょうか?
これと同じことを、ロシアのプーチン大統領が来日した時に、またAKB48のメンバーを、大日本帝国軍性奴隷問題の前科をごまかそうとする魂胆見え見えであることを逆手に取れば、安倍マヌケにたいしては、君が代を四面楚歌代わり聞かせてやることで、子供たちが歌うロシア国歌というのも一つのロールモデルとして、ロシアのプーチン大統領の前で、AKB48にロシア国歌を正々堂々と歌って貰うというのは如何でしょうか?
投稿: asa | 2016/11/23 09:46