戦闘激化なら駆け付け警護せず=南スーダンPKOで稲田防衛相
いまの状況のもとで、それでも新任務付与のためにはどんなことをするのかなって思っていたけど、うーん、こういうのもあるのか。
戦闘激化なら駆け付け警護せず=南スーダンPKOで稲田防衛相(時事通信)稲田朋美防衛相は28日午前の閣議後の記者会見で、自衛隊が参加する南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に関し、次期派遣部隊に「駆け付け警護」などの新たな任務を付与した場合でも、同国内で7月に発生した激しい武力衝突のような事案では対応しない考えを示した。稲田氏が具体的なケースに言及したのは初めて。
稲田氏は、駆け付け警護について「部隊が安全を確保しつつ、国連やNGO関係者から要請を受け、人道性、緊急性に鑑み、対応できる範囲で行う」と指摘した。
その上で「7月のような大規模な襲撃事案、まさしく国連の歩兵部隊すら対応できない事態において、わが国の部隊が駆け付け警護できる状況ではない」と述べた。
南スーダンの実態からすれば、駆け付け警護などありえないような、危険な状態にある。いって、直面すれば、確実に、撃ち合いになる。ならば、宿営地からでないことが基本になるが、それが、こういうことなのか。だけど、それが、ほんとうに維持できるのか。危険は、向こうからもやってくるわけだし。うーん。
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