2016年10月19日の新聞社説
《朝日新聞》
自民党草案 憲法観が転倒している
中国宇宙開発 何を目指しているのか
《読売新聞》
ユネスコと日本 記憶遺産の政治利用を許すな
憲法審査再開へ 生産的な改正論議を期待する
《毎日新聞》
自民党改憲草案 内と外で使い分けるな
日ソ宣言60年 意義と限界を踏まえて
《日本経済新聞》
代替フロンの効果的な削減へ法整備急げ
日ソ共同宣言から60年の現実
《産経新聞》
サムスン製スマホ 安全管理の徹底が責務だ
日露60年 「妥結ありき」の交渉排せ
《東京新聞》
日ソ共同宣言60年 二重の戦後処理果たせ
憲法審査会をめぐる駆け引きがはじまる。安倍さんの最大の野望である改憲、その手がかりをつくろうといろいろなことをしかけてくる。自民改憲草案は、撤回はしないが、審査会には出さないという。撤回をしないは、自民の保守派、タカ派への配慮か。ここを温存しないと、改憲の行動部隊は確保できない。がしかし、改憲にすすむには、中道もふくめた取り込みが必要。ここに行動部隊がほしいが、つくれないという矛盾。そういうなかで、民進党をふくめて、議論を模索するという感じ。危険と、深い矛盾と。ただ、向こうは巨大議席だ。そこで、どう世論を味方につけることができるかだな。ここにきて、改憲反対がまた賛成を上回ったし。
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