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2016/09/12

首相「国を断固守り抜く」 自衛隊幹部に訓示

 いやあ、これは驚きた。ここまで危機を煽って、自衛隊に何をさせるのか?

首相「国を断固守り抜く」 自衛隊幹部に訓示(日経新聞)

 安倍晋三首相は12日午前、防衛省での自衛隊高級幹部会同で訓示し、北朝鮮が5回目の核実験を強行したことについて「断じて容認できない。わが国の領土・領海・領空は断固として守り抜く決意だ」と強調した。弾道ミサイル発射を繰り返していることに関しても「前例のない事態だ」とし、防衛力の整備を進める重要性を訴えた。
 首相は北朝鮮の核・ミサイル開発や中国軍艦による領海侵入など安全保障環境の変化にも触れ「現実をしっかり直視し、万全の対応を行わなければならない」と指摘。「想定外は許されない。あらゆる事態に備え、受け身ではなく能動的に行動することが求められる」とも述べた。
 首相は12日昼に首相官邸で開いた政府・与党連絡会議でも「今までの脅威とは異なるレベルのものだ。新たな段階の脅威に対し、我々もこれまでとは異なる対応をしなければならない」と力説。国連安全保障理事会での新たな制裁決議を求めるとともに、日本独自の制裁強化を検討する考えも示した。
 北朝鮮の核実験を受けた対応では、日米韓の当局同士でも連携を急いでいる。外務省の金杉憲治アジア大洋州局長は11日に外務省内で米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表と会談し、北朝鮮への追加制裁を「最大限の強い措置」とする方針で一致した。
 キム氏は12日に韓国に移動し、13日午前に韓国の金烘均(キム・ホンギュン)朝鮮半島平和交渉本部長と会談し、核実験への対応を巡って協議する予定だ。

 これがその、第50回自衛隊高級幹部会同 安倍内閣総理大臣訓示。

 「北朝鮮が、わずか9か月の間に、二度にわたって核実験を強行しました。断じて容認できません。国際社会の非難の声を無視し、弾道ミサイル発射も繰り返しています。先月、今月と、たて続けに、我が国のEEZにミサイルが撃ち込まれました。前例のない事態であります。
 さらには、軍艦による領海侵入、相次ぐ国籍不明機による領空接近。これが『現実』であります。
 極めて厳しい状況に、我が国は直面している。その『強い危機感』を、私は、諸君と共有しています。」

 ここまで危機感をあおって。そして「敵」と対峙するその決意をせまる。まったく、対峙が前提なのだ。そのために、最大限の軍事的緊張が必要だと。
 この間の、軍事大国化への一連の施策の具体化もそのためだというのだ。
 「将来に向けた防衛力の整備も極めて重要です。」と、軍事力の強化もぶちあげる。ほんとうに自衛隊は変質していく。戦争法下の自衛隊の行方はよくみておく必要はある。
 こんなことも言っている。「『適者生存』という言葉があります。
 生存競争において、勝ち残ることができるのは、最も力がある者ではありません。その環境に最も適応した者。すなわち、環境の変化に柔軟かつ迅速に対応できた者であります。」
 生き残りが前提なのだ、そのために、敵と対峙する……。うーん。

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