ドラマ 戦艦武蔵
やっぱりすごいなあ。NHK。この手のドラマ。
去年3月に発見された戦艦武蔵。世界最大とうたわれた巨大戦艦の元乗組員と遺族の魂の交流を描いた人間ドラマ。28歳の介護職員の真中麻有(石原さとみ)は、ある人物を探しに四国に旅に出た。麻有が探しているのは、武蔵の元乗組員の木山三男(津川雅彦)。実は、麻有の祖父・俊之は戦艦武蔵の元乗組員。その祖父がどのような最期を遂げたのかを知りたいと、年老いた祖母・ふみ(渡辺美佐子)とともに旅に出たのだ。お遍路に出ていた俊之の戦友、木山を何とか探し当てたふたり。そして、そこに現れた謎の若者、篠原徹(勝地涼)。木山から聞かされたのは、思いがけない事実だった。封印を解かれた70年前の記憶に、4人それぞれの思いが交差していく。番組では、武蔵の戦闘の様子をVFXで再現、迫力ある映像なども駆使しながら、元乗組員と遺族のメッセージをドラマとして描く。
武蔵は、日本の戦争の愚かさの象徴ともいえる。巨艦主義。制空権を失っての無謀。だけどそんなことより兵士の側から戦争を見つめる。さすが、ボクらにとっても伝説の岡崎さん。大地の子、遥かなる絆、ずっと見てきたよ。加害も正面から問いかけてきた岡崎さんがあえて、この視点かtら戦争を問う。日本の不戦の思いの原点をつくんだ。ボクは今年は、戦争を、空襲から見つめた、もう一度、兵士から問いたいなあと思ったよ、正直。
もちろん、岡崎さんは、ボクよりずっとうえの世代。ボクらは、ボクらの世代として問いかけを普遍化しなければいけない。そのヒントもしめされながら、いやはや、がんばらないといけないよなあ。はい。
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