学習指導要領改訂問題 続報
その後も、学習指導要領の改訂については、いろいろ追いかけています。300Pを超える報告は、なかなか難しい。それで、議論にかかわる本もいろいろ買い込んで、勉強しています。大迫弘和さんや石井 英真さん、田村 知子さん、松下佳代さんなど。PISAやOECDなどの議論を導入しながら、議論を進めているわけですが、そもそも、PISAやOECDの議論の危なっかしさは、考えさせられます。先の日本の論者たちは、そのなかでも積極的な側面を強調するということでしょうか。それぞれ、なかなか興味深そうな議論です。もっと、深く勉強しなくっちゃいけないなあとは、いつも思います。
だけど、考えてみるとこうした議論が、中教審のレベルの議論になると、だいぶ中身が変わるような気がします。どうでしょう。よく、その変遷を見つめたいところですね。途中に、教育再生実行会議を挟んで、いくぶん政治的な処理がされ、高尚な理念は、政治的な「改革」の口実になるのでしょうね。そこで、もたらすものの正体を暴露しなければならない感じがしています。
それは教育論としてもそうですが、その背景にある社会論、たとえば知識基盤社会ということでもそうだと思います。だいぶ、卑俗な感じがします。格差を前提とした、脅しの論理に終始する。うーん。こういう社会論などにもきちんの目配りして勉強しなければなりません。
« 教育への公的支出、日本なお低水準 日本の教員給与、9年間で7%減 OECD調べ | トップページ | 2016年09月16日の新聞社説 »
「教育」カテゴリの記事
- 「第28回子どもの貧困対策情報交換会 いのちのとりで裁判(生活保護基準引き下げ訴訟)とその後を考える」(2026.01.25)
- 特別支援学校の生徒除外 調査訂正、大臣が謝罪〈文科省〉(2026.01.13)
- 「教員の『働き方改革』はいま?」(2026.01.11)
- 「戦後 80 年・平和と教育を考える」-すべての子ども・若者に学ぶ喜びと生きる希望を-(2026.01.10)
- 教職員未配置が4615人 全教調査、半数超で「人的措置なし」(2026.01.09)
「政治」カテゴリの記事
- (考論 長谷部×杉田+加藤陽子)「歴史的圧勝」の意味(2026.02.13)
- 「不法滞在ゼロ」 外国人排除で済まない問題 児玉晃一弁護士に聞く(2026.02.11)
- 国論二分する政策「訴えたつもり」 公約実現に意欲 高市総裁が会見(2026.02.09)
- 『あなたを忘れない 朝鮮からの満州移民』 前衛3月号ができています(2026.02.08)
- 「ママ、戦争止めてくるわ」(2026.02.07)
「経済」カテゴリの記事
- (考論 長谷部×杉田+加藤陽子)「歴史的圧勝」の意味(2026.02.13)
- 「不法滞在ゼロ」 外国人排除で済まない問題 児玉晃一弁護士に聞く(2026.02.11)
- 差別と分断をあおる極右・排外主義の政治に、断固として反対を貫きます(2026.02.04)
- 「タックス・ザ・リッチ」 大株主・大企業応援から、国民の暮らし第一の政治に――物価高から暮らしを守り、暮らしに安心を(2026.02.02)
- 平和の外交にチェンジ(2026.02.01)
« 教育への公的支出、日本なお低水準 日本の教員給与、9年間で7%減 OECD調べ | トップページ | 2016年09月16日の新聞社説 »


コメント