ACSA 米軍と物品融通、協定改定に調印 今国会承認求める
やはり、この臨時国会の大きなテーマになるのか!?
ACSA 米軍と物品融通、協定改定に調印 今国会承認求める(毎日新聞)岸田文雄外相とケネディ駐日米大使は26日、外務省で会談し、自衛隊と米軍が物資や役務を融通し合う日米物品役務相互提供協定(ACSA)の改定に調印した。3月に施行された安全保障関連法で後方支援などの範囲を広げたのに合わせ、実施可能なケースを拡大する。日本政府は今国会での承認を求める方針。
日米ACSAは食料や水、燃料などの物資提供や輸送・保管などの役務提供の手続きを規定しており、従来は日米両国の共同訓練や日本周辺の有事、日本への武力攻撃発生時などが対象だった。国会承認で改定された場合は、新たに3カ国以上の共同訓練に加え、安保関連法に基づき、日本が集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」や日本の平和と安全に重要な影響を与える「重要影響事態」などでも可能になる。
また、日本に直接攻撃がない場合の米軍への弾薬提供も新たに加わる。調印式には稲田朋美防衛相とシュローティ在日米軍副司令官(司令官代行)も同席した。
間違いなく戦争法の大きな柱になる問題。予定されていたとはいえ、戦争法の目的を端的に示すもので、あまりにも重大な問題だけに、参議院選挙前は先送りになっていたものでもある。事実上、後方支援はなんでもできる! その結果、日米はいっそうの軍事一体化がすすむ。その具体化をすすめるものでもあるのだから。毎日は、承認は、今国会と報道している。はたしてどうなるのか? 国会の承認だから、議論がなされ、採決もなされる。さて、どうする!
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