8・15の靖国神社
懇意にしている韓国人写真家のGさんが、日本に来ているので、会おうということになり、靖国神社に行った。実は、8・15の靖国に行くのははじめてだ。例年より、ずいぶん人は少ないと言っていた。たしかに若い人が少なくはないが、だけど、ここも高齢化による後継者問題は大きな問題なようだ。
だけど、この日の靖国は、かなり異様だ。やたらと軍服を着た人が多い。旭日旗も多く、そして、あちこちで軍歌が流れる。大村像あたりでおこなわれている集会では、はじめて歴史の真実を知ったとか、9条で日本の平和は守れないとか、右翼的な主張が繰り返される。タレントのフィフィなども登場して、そういう主張を振りかざしていた。
これが日本の主流であるとは思えないが、その思想が、再生産される装置にはなっている。
Gさんは、ボクに、これは決して外交の問題ではない、日本の国内問題だと語っていた。たしかにそうだ。問題は、これをどう国民的な議論にしていくのかだ。それが問われているし、それを実際にすすめるための智恵が必要だ。
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