全進研:夏のセミナー/2016
昨日はここに。東洋大学白山キャンパススカイホールは3年連続。まず山本由美さんが、「これでよいのか日本の教育改革〜地域社会と教師の共同を求めて〜」。これは、日本の教育改革のありようと、アメリカのそれ、とりわけ、アメリカのシカゴのたたかいを、興味深く紹介。地域での教育組合が中心となった、学びがつくるたたかいには、いろいろ感銘。と同時に、日本ではなぜ、このたたかいができないのか?教員管理のあまりにもの違いについて、考えさせられる。
つづいて、今泉さんが、「『中教審』が現場に求め『教育』の何が問題か」。これは基本、教育課程の特別部会に焦点をあわせる。今日、報告が出ているんだよなあ。まだ手に入れていないが。今泉さんは、アクティブラーニングを軸に、その評価よりも、特定の教育方法もふくめた押しつけがもたらすものを考えさえられた。そういう意味では、日本では、なぜここまで、教員を傷つけ、型にはめ、そして、ダメにしていこうとしているのか。うーん。
シンポは、ちょっと眠くって。あとの討論では、若い、普通の若い人の声がいろいろ聴けて、よかったというか、とくをした気分。組合などについても、どのように感じているのかなども面白かった。なるほどなあ。発想をもっと変えないとなあ。
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