沖縄米軍基地と日本の安全保障を考える20章
元沖タイの屋良さんの本は、それなりに面白い。それなりにというのは、屋良さんだから、徹底して基地の本土移設の立論する感じが強い。もちろん、沖縄がそういうのはよくわかるし、本土のボクらが考えなければならないことも多い。だけど、沖縄での一致点は基地撤去だ。ていねいな議論をしないと荒れてしまう。
とはいえ、屋良さんの本がおもしろいのあ、1つは、米軍の軍事戦略全体のなかでの、沖縄の海兵隊の位置づけの理解がある。米軍再編で、沖縄の海兵隊の役割がどうなっているかをまずみるべきだと。そんなことを無視して、日本政府は、沖縄の海兵隊について、対中国抑止力などの架空の議論をつくりあげる。そもそも、中国の外交・安保政策全体のなかで考えても、中国政策というのは幅が広い。日本政府はそのもっともタカ派的な議論を背景に、架空の議論をつくりあげ、力で対抗する。
そこには歴史的経過がある、沖縄の海兵隊の歴史を振り返った分析、とくに若い研究者のそれをつかったところあたりがなかなか新鮮。こうsた若い日との議論も、ちゃんと読んでいたいなあ。
軍事や、安全保障にかかわるものをちゃんと読んでおかないとなあと、反省させられるのだけど。時間がね。なかなか。
« 野党共闘「次期衆院選でも」47% 本社世論調査 | トップページ | 日本会議の全貌――知られざる巨大組織の実態 »
「平和」カテゴリの記事
- 「琉球ノワール 1945-1972」(2025.12.07)
- トランプ政権が「モンロー主義」復活宣言 中南米での覇権目指す(2025.12.06)
- 台湾有事は法的に存立危機事態になり得ない 元内閣法制局長官の警鐘(2025.12.04)
- NHK、米兵の沖縄での性犯罪報道を延期 関係者「高市政権に忖度」 制作現場からは抗議 政権発足翌朝から2週間後に(2025.12.02)
- 国立大への資金投入、メリハリか基盤の強化か 文科省と財務省の対立(2025.11.25)
「読書」カテゴリの記事
- 1月号ができています(2025.12.08)
- 前衛12月号ができています。(2025.11.10)
- 外国籍教員 教育現場に残存する「差別の壁」(2025.10.14)
- 11月号ができています。(2025.10.07)
- 遺骨はある 海底炭鉱で待つ183人(2025.10.06)
「政治」カテゴリの記事
- 1月号ができています(2025.12.08)
- 「琉球ノワール 1945-1972」(2025.12.07)
- トランプ政権が「モンロー主義」復活宣言 中南米での覇権目指す(2025.12.06)
- 全国の看護師を養成する学校 1割近くの課程が募集停止(2025.12.05)
- 台湾有事は法的に存立危機事態になり得ない 元内閣法制局長官の警鐘(2025.12.04)
「沖縄」カテゴリの記事
- 「琉球ノワール 1945-1972」(2025.12.07)
- NHK、米兵の沖縄での性犯罪報道を延期 関係者「高市政権に忖度」 制作現場からは抗議 政権発足翌朝から2週間後に(2025.12.02)
- 遺骨はある 海底炭鉱で待つ183人(2025.10.06)
- 前衛10月号ができています。(2025.09.06)
- 南西諸島での展開を視野 すでに訓練を実施、沖縄に配備へ 米軍の最新地対艦ミサイル「ネメシス」(2025.09.04)
« 野党共闘「次期衆院選でも」47% 本社世論調査 | トップページ | 日本会議の全貌――知られざる巨大組織の実態 »


コメント