18、19歳は自民40%トップ 改憲賛否は拮抗、出口調査
気持ちが重いときは、いろいろ考えよう。
たとえば、出口調査のこの調査からもいろいろ考えさせられる。
18、19歳は自民40%トップ 改憲賛否は拮抗、出口調査(共同通信)共同通信社の出口調査によると、選挙権年齢の引き下げで新たに有権者となった18、19歳の比例代表投票先は、自民党が40.0%でトップ、民進党19.2%、公明党10.6%と続いた。憲法改正の賛否については賛成46.8%、反対47.2%で拮抗した。
共同通信社が3~5日に行った全国電話世論調査では、18、19歳の比例代表での支持政党は自民が35.4%で最多、他の政党は民進8.5%、公明5.0%、共産党1.5%などいずれも10%以下、「分からない・無回答」は42.9%だった。出口調査からは、自民が堅調に票を獲得したことがうかがえる。
自民党を支持しているからって、若者が憲法を変えたいと思っているわけでも、非正規のまま、高学費のままでいいと思っているわけではない。政治参加の経験もなければ、政治の知識も与えられていないなかで、彼らの普通の発想として、いちばん目にする、メディアの露出が高い自民党を通して、政治に願いをたくすと考えるのは、とても普通のことなのだと思う。
逆に言えば、若者にどう、政治を身近に感じてもらうのか。と、同時に、そのなかで、野党について、どうその掲げているものが、自分たちの願いにかかわっているのかについて、どうわかりやすく語っていくのかは、今後に残された大きな課題。あまりにも大きな課題ではあるのだけど…。
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