増税再延期「評価」56% 朝日新聞連続世論調査
朝日の世論調査。うーん。
増税再延期「評価」56% 朝日新聞連続世論調査(朝日新聞)朝日新聞社は4、5の両日、参院選(22日公示、7月10日投開票)に向け、連続世論調査(電話)の1回目を実施した。消費税10%への引き上げを2年半延期するとした安倍晋三首相の判断を「評価する」56%が「評価しない」34%を上回った。安倍首相が延期理由として挙げた「世界経済が大きなリスクに直面している」との説明には、「納得する」28%に対し、「納得しない」は58%だった。
参院選では、公職選挙法の改正で選挙権年齢が20歳以上から18歳以上となることから、今回から調査対象も18歳以上とした。
安倍首相は1年半前に消費税の引き上げ延期を決めた際、「再び延期することはない。断言いたします」と述べていた。この発言を踏まえ、首相が約束を守らなかったことは大きな問題だと思うかどうかも尋ねたところ、「大きな問題だ」37%、「大きな問題ではない」53%だった。
今回の引き上げ延期の評価については、内閣支持層の70%、自民支持層の71%、民進支持層でも51%が「評価する」とした。無党派層では「評価する」48%、「評価しない」39%だった。
安倍首相の引き上げ延期の理由説明に納得するかについては、内閣支持層でも45%、自民支持層でも44%、無党派層では65%が「納得しない」とした。
1年半前の消費増税の約束を守らなかったことに対しては、内閣支持層の72%、自民支持層の70%が「大きな問題ではない」としたが、無党派層では「大きな問題だ」45%、「大きな問題ではない」43%と見方は分かれた。
安倍内閣の経済政策をどの程度評価するかについては、「大いに」「ある程度」を合わせた「評価する」は55%。「あまり」「まったく」を合わせた「評価しない」は41%だった。
内閣支持率は45%(20歳以上対象の5月定例調査では43%)、不支持率は34%(同33%)だった。
はたして、何に関心が向いているのか?調査結果では、「医療・年金などの社会保障」が53%、「景気・雇用対策」45%、「子育て支援」33%、「消費税の引き上げ延期」23%、「安全保障関連法」17%、「憲法」10%、「外交」9%……。うむ、で参院選で仮にいま投票するなら、比例区ではどの政党に投票したいと思うかには、自民39%、民進12%、公明7%、共産7%、おおさか維新の会6%……。与党が過半数を占めた方がよいが45%で、「占めない方がよい」37%。無党派層では「占めない方がよい」44%。安倍政権のもとで憲法改正をめざす政党の議席が参院全体で3分の2以上を占めた方がよいと思うかとの質問には、「占めた方がよい」30%が「占めない方がよい」47%。
いろいろな読み方ができると言えば、できるのだけど。
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