米兵の性犯罪、赤ちゃんも被害 「暴力の歴史」続く沖縄
沖縄の地元紙では、あらためて、米軍被害についての歴史の掘り起しがなされているわけだけれども、戦後、この問題について、とりくんできたのがこの団体でもある。
米兵の性犯罪、赤ちゃんも被害 「暴力の歴史」続く沖縄(沖縄タイムス)1995年の米兵暴行事件をきっかけに発足した「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」(高里鈴代、糸数慶子共同代表)が20年間、続けていることがある。沖縄で起きた米兵による女性への性犯罪を掘り起こし、年表にまとめる作業だ。年表には、畑や自宅など生活の場から拉致され、暴行され、殺害されるなど、沖縄の女性が受けた暴力の歴史が連綿と記録されている。暴行被害者の最年少は生後9カ月の女児だ。ウオーキング中の女性(20)が被害者となった元米兵暴行殺害事件が新たに加わった12版がこのほど発行された。
年表は「沖縄・米兵による女性への性犯罪」と題し、新聞や書籍、琉球政府や市町村史などの文書資料のほか、証言をもとに戦中から現在まで、沖縄で起きた性犯罪の概要やその後の処罰をまとめている。
長い間、口を閉ざしてきた本人や家族が、数十年後に重い口を開き明らかになった事件などが、版を重ねるごとに加わって件数が増え、第1版(96年2月発行)の7ページから、12版は27ページに増えた。
終戦後は、農作業中やその帰路に米兵に襲われ、暴行される事件が頻発。50年代にかけては、住居侵入による事件が増える。ベトナム戦争時の60~70年代には、飲食店で働く女性が絞め殺されたり、ナイフでめった刺しにされるなど、猟奇的な事件が数多く起きている。
集団暴行事件も多く、事件の件数より、加害者の数が圧倒的に多い。48年9月には、20歳の女性が20人以上の米兵に暴行される事件が起きている。
捜査が行われたかどうか、また、容疑者が特定された場合でも処罰されたかどうか「不明」な事件が大多数を占める。成人女性だけでなく、乳幼児から学生まで、子どもの被害者も多い。
年表に関する問い合わせは、「行動する女たちの会」事務局、電話098(864)1539。
もちろん、すぐに手に入れる手配はしました。
だけど、本土では、ほんとうに報道されなくなってしまった……。
« 「景気よくなると思わない」62% 参院選トレンド調査 | トップページ | 米軍凶悪犯、沖縄県民の3.5倍 本土復帰後の発生率 »
「平和」カテゴリの記事
- 産業遺産情報センター(2025.02.10)
- ICC所長、米制裁を非難 約80カ国が共同声明(2025.02.09)
- 3月号ができました!(2025.02.08)
- 森友文書の不開示決定、高裁が取り消し「有無も答えないのは違法」(2025.01.30)
- 戦争のトラウマ 兵士たちの消えない悪夢(2025.01.20)
「政治」カテゴリの記事
- 産業遺産情報センター(2025.02.10)
- ICC所長、米制裁を非難 約80カ国が共同声明(2025.02.09)
- 3月号ができました!(2025.02.08)
- 3割近い公立小中校で教員不足の可能性 教頭会調査で指摘(2025.02.06)
- ソウルの春(2025.02.05)
「沖縄」カテゴリの記事
- 政府が検討する「能動的サイバー防御」の骨格と課題(2025.01.09)
- 沖縄米兵、不同意性交致傷の疑いで書類送検 「再発防止」うたう中で(2025.01.08)
- 牛島司令官の辞世の句を再掲載 陸自第15旅団、公式サイト更新(2025.01.04)
- 「当たり前の安心な暮らし」要求 沖縄県民大会に2500人参加、米兵による少女への性的暴行事件に抗議(2024.12.22)
- 経済の研究会、「学校の「男性性」を問う トークイベント」 [社説]暴行米兵に懲役5年 少女の勇気に応えねば(2024.12.14)
「歴史」カテゴリの記事
- 産業遺産情報センター(2025.02.10)
- ソウルの春(2025.02.05)
- 「崩れゆく世界遺産 軍艦島を守れ~閉山50年 よみがえる生きた証~」(2025.02.02)
- 森友文書の不開示決定、高裁が取り消し「有無も答えないのは違法」(2025.01.30)
- 戦争のトラウマ 兵士たちの消えない悪夢(2025.01.20)
コメント
« 「景気よくなると思わない」62% 参院選トレンド調査 | トップページ | 米軍凶悪犯、沖縄県民の3.5倍 本土復帰後の発生率 »
こうした事実こそが、創価学会にしてみれば、木更津レイプ殺人事件と同様の、在日アメリカ軍による沖縄レイプ殺人事件どころか、戦前の日本に置き換えれば、正しく大日本帝国軍性奴隷問題の前科を繰り返してきたことを裏付ける動かぬ証拠として、これを外交カードに利用するならば、是非とも、何処に対して、どのように働きかけていくことで、これを自立・自律していくための具体的目標と方策に置き換えて、活かして頂ければ、この結果として、日本国に対して、自らが、誇りをもって、良いロールモデルとしてどんどん示して頂ければ、これに対しては、誇りをもって、深く感謝をして、これを受け入れることで、今度は、国際社会全体に対して、良いロールモデルとしてどんどん見せつけて頂くように、外務省に対して、どんどん働きかけて参りたいところですね。
この結果として、全人類が共に支えあい、助け合い、わかちあいながら、共に幸せに暮らすことが出来る様に、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守っていくことこそを、多極化の流れの中での、日本国のあるべき姿として、共有することで、日本の運命を大きく変えて、アジア太平洋地域の中の緩衝地域として、そっと静かに自立・自律していく道を選択することにすれば、大いに結構なことなのかも知れませんね。
投稿: asa | 2016/06/15 17:45