軍事研究を考える
昨日は、久しぶりにつくばに。まあ、うちの家は、つくばは通勤圏だから、そんなには遠くはない。快速にのれば、一気だな。
第34回国立試験研究機関全国交流集会。まずは、急進展する軍事研究について、新潟大学名誉教授の赤井先生。国立大学の、法人化以降の疲弊の現実の中で、入り込む、軍事研究容認。それにたいする新潟大学や、諸外国の取り組みについて、原則論から具体論まで。デュアルユース容認の議論への反駁も。なかなかおもしろかった。先生のすごい活動に敬服するとともに、学生を主体にには共感、基本的な論点を整理していただいたという感じ。
午後からは、産総研労組などからの報告や気象の増田善信さんの戦前の話、戦場ジャーナリストの志葉玲さんの戦場のリアルな話。まもなく、今年の防衛整備庁の研究予算の配分も決まるだろう。総額は昨年の倍の6億円。どのように、大学や研究機関が組み込まれていくのか。そこをどう注目していくのか。東京新聞のこの問題を追っかけている記者は、あの人だったのか。
『経済』3月号が全面的にやっているから、では、次にどのように取り組むのか? 池内さんの岩波新書も出るしなあ。
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