子ども理解と現代社会
昨日は、午後は、教科研の表題のフォーラムのために法政に。ただし、出ようとしたときに、パソコンの調子が悪くなり、仕事が終わらずに30分ほど遅刻する羽目に。
最初は、N先生の実践報告。聞くのは2回目かな? 最初は聞けなかったけど、だけど、自分の子ども観がどう変わっていったのかという話が、自身の変化と子どもの変化をあわせながらの話で、グッと引きこまされてよかったです。
もう1本は、飲み友だちの富田さんの報告。「『居場所なく孤立した』子ども・若者の生活世界と大人・社会のケアと応答―『安心と居場所への信頼』を問う主体に応える」と題したもの。さすがに富田さんらしい、柔らかいやさしさ。そのなかで、若者・子どもを「主体」として、どう位置付けるのかという視点はさすがで、とっても共感。
討論をとおして感じた、ボク的な注文。「難民化する子ども・若者」とは誰なのか。特殊な若者なのか、より一般的な存在なのか。そこの構造化が大事なのかなあと。そうしてこそ、社会との関係がクリアになりそうだ。同時に、支援やケアとは、福祉・社会教育の課題なのか、学校の役割とはどういうものなのか、そうしてこそ教育学的な課題もはっきりするのかなあなどと。
いろいろ、考えたり、刺激をうけたりした、結構、濃密な時間だったかな。
« みさとこどもまつり2016 | トップページ | 来月19日にも県民大会 95年と同規模、超党派模索 »
「教育」カテゴリの記事
- 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(2025.03.11)
- 日本学術会議 国から独立した法人とし財政支援行う法案決定(2025.03.07)
- 家事「夫も妻も同じように行うべき」初の半数超 日経郵送世論調査(2025.03.04)
- 大学統廃合答申 「空白地域」生まぬよう(2025.03.03)
- 大学生、物価高で「お金に悩み」 生協の生活実態調査(2025.03.02)
「政治」カテゴリの記事
- 戦後最大の生活保護減額は違法、京都訴訟で逆転 6件目の高裁判断(2025.03.13)
- 78歳父親に執行猶予付いた有罪判決 “被告だけ責めるのは酷”(2025.03.12)
- 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(2025.03.11)
- 今日は3月10日。東京大空襲から80年。(2025.03.10)
- 前衛4月号ができています。(2025.03.09)
「経済」カテゴリの記事
- 戦後最大の生活保護減額は違法、京都訴訟で逆転 6件目の高裁判断(2025.03.13)
- 78歳父親に執行猶予付いた有罪判決 “被告だけ責めるのは酷”(2025.03.12)
- 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(2025.03.11)
- 前衛4月号ができています。(2025.03.09)
- 「反動」だけを輸入? 世界で広がる女性嫌悪の根源にあるもの(2025.03.08)
コメント