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2016/05/04

「自衛隊は違憲と思われたままでよいのか」 安倍首相

 昨日の憲法記念日についての報道はいろいろあっておもしろい。地方版の世論調査なども注目されるなあ。それだけに、たぶん改憲派も必死にならざるをえにのだろうしなあ。桜井さんたちの憲法集会。安倍首相がわざわざメッセージ。

「自衛隊は違憲と思われたままでよいのか」 安倍首相(朝日新聞)

■安倍晋三首相
 今の憲法には「自衛隊」という言葉はありません。昨年6月に朝日新聞が行った調査によれば、憲法学者の約7割が自衛隊は違憲の可能性があるとしていますが、その一方で自衛隊は創設されてすでに60年あまりが経過し、昨年1月の世論調査によれば、国民の9割以上が自衛隊を信頼していることが分かります。こうした中で本当に、自衛隊は違憲かもしれないと思われているままでよいのかということは、国民的な議論に値するものだと思います。
 私自身も本日お集まりの皆さんと手を携えて、新しい時代にふさわしい憲法を自らの手でつくり上げる、その精神を広めていくための取り組みに力を尽くして参りたいと存じます。(憲法改正を訴える「公開憲法フォーラム」に、自民党総裁として寄せたビデオメッセージで)

 安倍さんがここまでいうのなら、うけてたたないとなあ。国民の多数は改憲反対だ。
 一方で、昨日の全国憲の議論もそうだけど、自衛隊は合憲だという議論もひろがっている。そのことを中軸にしたい憲法研究者もいる。そのなかで、そういう人たちと、いっしょに戦争法廃止をかかげていくわけだし、安倍改憲反対についても共同をひろげないといけない。しっかりした議論も必要。その論理を自覚的に考えないとなあ。

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