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2016/04/10

JR東中野駅前 視覚障害者が渡れぬ信号

 うーん。そうか。障害者の差別禁止の時代、権利条約の時代の現状は、こうなのか。あまり、考えたことがなかったなあ。

JR東中野駅前 視覚障害者が渡れぬ信号(東京新聞)

 青信号に変わっても、視覚障害者が渡れない横断歩道が、東京都中野区のJR東中野駅前にある。この信号は、青のときに鳴る誘導音がない。これまでは並行する都道(山手通り)の信号が同時に青になるため、車の発進音を頼りに渡っていたが、昨年の駅前ロータリー新設に伴い、車が動くタイミングを変えてしまったのが原因。警視庁は本紙の指摘を受け、「早急に誘導音を付けて対応する」としている。 (皆川剛、石井紀代美)
 六日朝、JR東中野駅西口前で、近くに住む全盲の川村和利さん(46)に同行取材した。青信号になり、通勤の会社員や入学式へ向かう親子連れが行き交う横断歩道を前に、川村さんは立ちつくした。
 「この信号は以前から視覚障害者用の誘導音が鳴らなかった。並行する山手通りの車の走行音を頼りに渡っていました」
 昨年三月、都と区、JR東日本の再開発で駅前ロータリーが整備され、路線バスとタクシーが乗り入れるようになった。バスなどを車道へ出すために、山手通りの車両用信号が青になるタイミングを遅らせたところ、この歩行者用信号が青になっても、視覚障害者が横断の手がかりにする車の発進音がなくなってしまった。
 この歩行者用信号が青になってから十六秒後、山手通りの信号も青に。走り出した車の音を聞き、ようやく川村さんが一歩を踏み出した。
 土地勘のある川村さんには十分に渡りきる時間的余裕があったが、聴覚や触覚だけを頼りにする視覚障害者には不便なだけでなく、危険だ。
 「(障害者団体に)駅前の再開発を始めるという連絡はあったが、信号や点字ブロックの扱いについては話がなかった。私たちにも配慮をしてほしい」と川村さんは残念がる。
 警視庁交通管制課幹部は「信号の設置についてJRや都と何度も協議してきたが、問題の信号は整備事業のエリアから外れており、議論から抜け落ちてしまった」と説明。東中野駅前はバリアフリー法に基づき各自治体が指定する「重点整備地区」内にあり、交通量も多いため、周囲の信号と区別する誘導音を付けて対応するという。

 合理的配慮って、いったいなんなんだろうか。

 警視庁によると、都内に歩行者用信号は一万五千七百七十二カ所。うち視覚障害者用の誘導音声付きは14%に当たる二千二百三十四カ所(三月末現在)だそうだ。同庁は二〇二〇年までに各市区町村が定めた重点整備地区のうち、交通量が多い三百カ所強に誘導音声を付ける計画で、本年度は百十五カ所に設置する。誘導音は、交差点の場合、交通量の多い道路の横断歩道には「ピヨピヨ」、少ない道路には「カッコウ」の音を鳴らし、混乱を避けている。

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