TBS 「番組のスポンサー企業への圧力」へ抗議声明
表現の自由への攻撃は、TBSだけではなく、ひろく、関係業界、そして国民全体への攻撃という視点で反撃しなければならない。
TBS 「番組のスポンサー企業への圧力」へ抗議声明(スポニチ)TBSは6日、作曲家すぎやまこういちさんらが呼び掛け人を務める「放送法遵守(じゅんしゅ)を求める視聴者の会」が、安全保障関連法案の報道をめぐり、番組のスポンサー企業への圧力を示唆したとして「表現の自由、ひいては民主主義に対する重大な挑戦で、看過できない」とする声明を出した。
同会は、TBSが昨年9月、安保法案の報道で反対意見ばかりを伝えたと主張。「政治的公平」を定めた放送法違反に当たるとして、経営陣の辞任などを求めた。誠意ある回答がなければ「国民的なスポンサー運動の展開を検討する」としていた。
TBSは声明で「多様な意見を紹介し、権力に行き過ぎがないかをチェックする報道機関の使命を認識し、自律的に公平・公正な番組作りを行っている」と反論した。
かれらは、保守系メディアが、反対しないのを見越して、TBSに攻撃を集中し、分断をはかる。
TBSの声明は以下のとおり。
弊社スポンサーへの圧力を公言した団体の声明について
2016年4月6日
株式会社 TBS テレビ
弊社は、少数派を含めた多様な意見を紹介し、権力に行き過ぎがないかをチェックするという報道機関の使命を認識し、自律的に公平・公正な番組作りを行っております。放送法に違反しているとはまったく考えておりません。
今般、「放送法遵守を求める視聴者の会」が見解の相違を理由に弊社番組のスポンサーに圧力をかけるなどと公言していることは、表現の自由、ひいては民主主義に対する重大な挑戦であり、看過できない行為であると言わざるを
得ません。
弊社は、今後も放送法を尊重し、国民の知る権利に応えるとともに、愛される番組作りに、一層努力を傾けて参ります。
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