かあさんと呼びたい 〜原爆孤児を支えた心の里親運動~
録画して、見ました!
精神養子運動。広島に原爆投下後、親を失った孤児たちを支えるために始まった心の里親運動だ。その中心となった山口勇子さん(享年83)。原爆児童文学作家としても知られる彼女は、精神養子の斡旋に奔走し原爆孤児の母と呼ばれた。「勇子さんがいたから今の自分がある」。この運動を、慈善事業ではなく、平和運動として位置付けた彼女の意志を継ぐ孤児たちの証言を通し、「再び原爆孤児を作ってはならない」という思いを伝える。
ボクは、平井美津子さんの本で、このことは初めて知ったのだけど、それが映像になった! ていねいに取材されていて、この精神養子運動のことがよくわかるようになっている。そして、きちんと、山口さんのその後、『荒れ地のばら』、多喜二・百合子賞や、原水爆禁止世界大会、原水協のことなども出てくる。
戦後の日本の平和意識を考えていくうえで、平井さんの仕事、そして本庄さんの仕事、最近で言えば、浅井さんの仕事って大事だなあって思う。「戦争孤児」に光をあてた、こうした仕事を、ボクの仕事でも何とか取り上げたいなあって思った。
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平和運動として位置付けた彼女の意志を継ぐ孤児たちの証言を通し、「再び原爆孤児を作ってはならない」という思いを伝える。
広島での原爆により孤児となった子供たちのためにしてきたことにより、「再び原爆孤児を作ってはならない」という思いこそ、もう一度、私たち日本人が、戦後70年の歴史の振り返りということで、大いに受け止めなくてはなりませんね。
ならば、今度は、この思いを、誰に対して、どのように伝えていくことで、これに対して、どのような行動をとるのが望ましいのか、ということが、私たち日本人にとっての自らの自己理解や環境的理解に繋がる具体的目標と方策として、共に考えていきたいところですね。
そして、これもまた外交カードに利用するならば、全人類に対して、良いロールモデルとして示していくことにより、これに対するご褒美として、憲法9条にノーベル平和賞のお墨付きを賜るということで、日本全体にとってのメリットに繋がると同時に、アメリカをはじめ、全人類にとってのメリットにもつながることになり、全人類が共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来るようになることにより、国際社会全体の平和と安定に寄与することにもつながり、この喜びこそを、全人類と共に分かち合うことが出来るようになることが出来るようになれば、これこそが私たち日本人にとっての究極の自己実現に繋がる長期的な目標やビジョンというものに虫びつけていけるようになれば、これほど素晴らしいことはどこにもないし、もう何もいうことはありませんよね。
投稿: asa | 2016/04/21 22:14