辺野古集会参加の国道事務所職員を厳重注意
厳重注意は腹が立つし、こんな質問をする国会議員にも腹が立つが…。だけど、国道事務所の人、がんばってるなあ。そして、それを支えているんだろうなあ。
辺野古集会参加の国道事務所職員を厳重注意(沖縄タイムス)昨年8月、沖縄県名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で新基地建設に反対する集会に参加し、マイクを握った北部国道事務所の男性職員が上司から厳重注意を受けていたことが9日、分かった。参院予算委員会で内閣府の河内隆官房長が明らかにした。
男性は労組委員長を務める。8月31日にゲート前で市民監視の業務に関し「本来の仕事ではない。県民のための仕事がしたい」と話した。
9日の予算委で日本のこころを大切にする党の和田政宗氏は「国家公務員法、人事院規則に違反している」と主張し、処分の有無を確認。河内官房長は政治行為には当たらず、年休を取得して参加していることから法や規則には抵触しないとの考えを示した。
その上で「国民の信頼を失う恐れのある軽率な行為だった」と述べ、9月2日に上司が厳重注意したと説明した。厳重注意は懲戒処分には含まれない。
職員は「休暇を取り労働組合の立場で参加した。官房長の答弁通り法や規則違反はなく、何ら問題はないと考えている」と話した。
県労連の嶺間信一事務局長(62)は「業務外という公務員の立場を離れた時に、自分の信条に基づいた行動ができないのはおかしい」と政府の対応を批判。年休での集会参加は「業務中ではなく、何ら問題もない」と強調、国会での追及に対して「国や地方の公務員の基本的人権を制限するのか」と怒りをあらわにした。
当初は、テントの撤去など、国道事務所の職員は、辺野古に座り込む県民と対峙を強いられていたわけで…。その現地の雰囲気は、去年はどんどん変わっていったということを聞いたことがある。その最中の話。
辺野古新基地を推進する勢力が、いかに人権でも県民と敵対しているのかという証左だなあ。
« 林家三平さんが国策落語に挑む | トップページ | 風の電話~残された人々の声~ »
「平和」カテゴリの記事
- 生活保護、受給者の過半65歳以上 低年金・独居増が影響(2025.03.23)
- 今日は3月10日。東京大空襲から80年。(2025.03.10)
- 前衛4月号ができています。(2025.03.09)
- ゼレンスキー氏「ウクライナに耳を傾けて」、会談決裂から一夜明け(2025.03.01)
- 世界中で人権が「窒息」 国連事務総長が危機感(2025.02.25)
「政治」カテゴリの記事
- 生活保護、受給者の過半65歳以上 低年金・独居増が影響(2025.03.23)
- 「子どもはおらず・育てたくない」が52% 15~39歳の男女 無償化政策よりも働き方改革が必要(2025.03.22)
- 「安倍首相との会食後に商品券」本紙アンケートに自民議員証言 「敢闘賞、努力賞のようなものだと」(2025.03.20)
- 岸田前首相側から商品券 10万円分、複数の自民党関係者が証言(2025.03.19)
- 「続 薬禍の歳月 薬害サリドマイド事件60年」(2025.03.18)
「沖縄」カテゴリの記事
- 政府が検討する「能動的サイバー防御」の骨格と課題(2025.01.09)
- 沖縄米兵、不同意性交致傷の疑いで書類送検 「再発防止」うたう中で(2025.01.08)
- 牛島司令官の辞世の句を再掲載 陸自第15旅団、公式サイト更新(2025.01.04)
- 「当たり前の安心な暮らし」要求 沖縄県民大会に2500人参加、米兵による少女への性的暴行事件に抗議(2024.12.22)
- 経済の研究会、「学校の「男性性」を問う トークイベント」 [社説]暴行米兵に懲役5年 少女の勇気に応えねば(2024.12.14)
コメント