改革必要な公共サービス 「子育て」30代7割
うーん。世論調査は、全部みないとなあ。HPでは見つけられなかったんだけど。
改革必要な公共サービス 「子育て」30代7割(東京新聞)内閣府が十九日発表した公共サービスに関する世論調査によると、社会保障で改革が必要な分野として「子ども・子育て」を挙げた人が三十代で七割、二十代でも六割と最多だった。待機児童問題は子育て世代に深刻で、匿名ブログ「保育園落ちた日本死ね」に象徴されるような保育園不足へのいら立ちが回答結果に表れた可能性がある。
調査は一月に各家庭を訪問する形式で行い、全国の千七百二十七人(二十歳以上)から回答を得た。
社会保障の公共サービスを持続的に提供していくために改革が必要な分野を複数回答で答えてもらったところ、全世代では「介護」が59・7%と最も多かった。次いで「健康・医療」が50・9%、出産や育児支援など「子ども・子育て」は三番目の43・5%だった。
ただ三十代に限ると子育てが71・0%、二十代も60・9%に達し、介護や医療、年金、雇用といった他の分野を上回った。
調査では公共サービスに対する評価も尋ね、全世代で「満足している」「やや満足している」の回答は計58・7%、「満足していない」「あまり満足していない」の回答は計12・6%だった。
満足度向上のために公共機関が力を入れるべきこと(複数回答)に関しては「住民の意見をよく聞いて利用者ニーズを把握する」が49・3%でトップだった。
後半の記述を、NHKはひらっていた。これもどう読むか。満足は、ある線があるけど、そこでは、自己責任が支配していることの証かなあ。それだけ、自己責任の強い社会の証左。だけど、とくに子育てにかかわっての現状は、その自己責任の範囲を超えてしまっている。それほど、雇用などの生活の現状も、社会保障の現状も厳しいということかも。声をあげる動きもそれに対応している。たぶん。
« 衆参同日選「有利」と賛意 自民・溝手参院議員会長(共同通信) | トップページ | 18歳からわかる 平和と安全保障のえらび方 »
「教育」カテゴリの記事
- 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(2025.03.11)
- 日本学術会議 国から独立した法人とし財政支援行う法案決定(2025.03.07)
- 家事「夫も妻も同じように行うべき」初の半数超 日経郵送世論調査(2025.03.04)
- 大学統廃合答申 「空白地域」生まぬよう(2025.03.03)
- 大学生、物価高で「お金に悩み」 生協の生活実態調査(2025.03.02)
「政治」カテゴリの記事
- 戦後最大の生活保護減額は違法、京都訴訟で逆転 6件目の高裁判断(2025.03.13)
- 78歳父親に執行猶予付いた有罪判決 “被告だけ責めるのは酷”(2025.03.12)
- 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(2025.03.11)
- 今日は3月10日。東京大空襲から80年。(2025.03.10)
- 前衛4月号ができています。(2025.03.09)
「経済」カテゴリの記事
- 戦後最大の生活保護減額は違法、京都訴訟で逆転 6件目の高裁判断(2025.03.13)
- 78歳父親に執行猶予付いた有罪判決 “被告だけ責めるのは酷”(2025.03.12)
- 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(2025.03.11)
- 前衛4月号ができています。(2025.03.09)
- 「反動」だけを輸入? 世界で広がる女性嫌悪の根源にあるもの(2025.03.08)
「若者」カテゴリの記事
- 「日本人がなぜ? ミャンマー“国際特殊詐欺”の闇」(2025.03.06)
- 家事「夫も妻も同じように行うべき」初の半数超 日経郵送世論調査(2025.03.04)
- 大学統廃合答申 「空白地域」生まぬよう(2025.03.03)
- 大学生、物価高で「お金に悩み」 生協の生活実態調査(2025.03.02)
- ゼレンスキー氏「ウクライナに耳を傾けて」、会談決裂から一夜明け(2025.03.01)
« 衆参同日選「有利」と賛意 自民・溝手参院議員会長(共同通信) | トップページ | 18歳からわかる 平和と安全保障のえらび方 »
コメント