報道の魂 SEALDs 2年間の軌跡
見ましたよ!
SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)
2015年夏、国会前で、「民主主義って何だ」「憲法守れ」と訴えた。
彼らの行動は、2013年12月、 特定秘密保護法が成立した夜に集まった、 わずか約10人の学生たちから始まっていた。
「民主主義が終ったと言った人もいた。終わってるなら始めるぞ」
法を勉強し、問題点を指摘し続け、 やったこともないデモに臨み、 自分たちの言葉でどんな社会に生きていきたいかを訴えた。
そして去年5月、特定秘密保護法に対してだけではなく、 自由で民主的な社会を守るためとして「SEALDs」を立ち上げた。 その直後、安保関連法案が閣議決定された。
「憲法守れ」国会前で抗議を続ける彼らの姿を見て、 元予科練の男性が投書を寄せた。
「特攻で死んでいった仲間が、そこに立ち並んでいるように感じた」
メンバーの奥田愛基さんらと会いに行った。
男性が奥田さんに伝えた言葉はー。
SEALDsの学生たちは、安保法案が通った今も、 学びながら、路上に立ちながら、社会に問い続けている。
「民主主義って何だ」
とくに、元予科練の加藤さんとのやりとりは、ものすごくよかった。学生たちの学びの真摯な姿勢。たぶん、そのことが、彼らの言葉が、ボクらの心にどんどん刺さってくる最大の理由なのだと思うなあ。それは重要なこと。
もちろん、語らなければならないこと、いろいろ議論が必要なこともいっぱいあるだろうけど、だけど、言葉の一つ一つが、胸を打つのだよなあ。
さらに、もちろん。若者は多様だ。表現様式も、なにもヒップホップだけではないし。いろいろな状況の中に、いろいろな考えで若者たちがいる。そのことも、よくよく、考えながら、1つの流れとしての、こうした取り組みの意味や、そこから学ぶべきこと、考えるべきことを、考えたい。
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