普天間の一部など返還 日米合意 負担軽減アピール
一方で、政府のやることはこんなこどもだまし…。
普天間の一部など返還 日米合意 負担軽減アピール(東京新聞)日米両政府は四日、返還で合意していた米軍嘉手納(かでな)基地(沖縄県嘉手納町など)以南の同県内の米軍施設のうち、普天間(ふてんま)飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の東側など二カ所を先行返還することで合意した。同県名護市辺野古(へのこ)への新基地建設に反発が強まる中、基地負担軽減への努力をアピールする狙い。ただ、今回の合意は計七ヘクタールで、返還計画全体(千四十八ヘクタール)の1%にも満たない。
菅義偉(すがよしひで)官房長官とケネディ米駐日大使は同日、首相官邸で会談し、合意内容を発表。菅氏は「今回の合意が着実に実施され、沖縄の皆さまに取り組みを実感してもらうとともに、日米同盟が一層強固になることを強く希望する」と強調した。来年一月の宜野湾市長選や夏の参院選に向けて、県民感情を和らげる狙いもあるとみられる。
先行返還されるのは、普天間飛行場の約四ヘクタールと、米軍牧港補給地区(浦添市)の国道沿いの約三ヘクタール。交通渋滞緩和のための市道建設用地などとして、両市が返還を要望していた。二〇一七年度中の返還を目指す。普天間飛行場の返還区域には警備用道路などがあるため、移設費用約二十八億円を日本側が負担する。
日米両政府は一三年四月、嘉手納基地以南の六カ所の米軍基地返還計画に合意。普天間飛行場の返還は新基地完成を条件とするなど、細かい条件や手順を定めた。全面返還の時期は普天間飛行場が二二年度以降、牧港補給地区は二五年度以降としている。
このほか、米軍キャンプ瑞慶覧(ずけらん)(宜野湾市など)の区域の一部を、高架道路建設のため日米で共同使用することでも合意した。
ただ、辺野古への新基地建設をめぐっては、政府と県側の対立は深まる一方。翁長雄志(おながたけし)知事が埋め立て承認を取り消し、県と政府による法廷闘争に発展する中、政府は工事を継続している。
だいたい、これらは、いつから返すって言い続けているのか。もう20年前後になるわけでしょう。いろいろ条件をつけて返さない。そもそも、これまで合意している返還計画の数パーセント。しかも、これからまだ年月はかかるし、費用は日本もち。なんなんだといいうこと以外ないでしょう。バカにしている。沖縄をなめるな!
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