少女たちの再出発 ヘイトスピーチを乗り越えて
NHKが、関西熱視線で放映したドキュメントを、再編集して、全国ネットで。昨日見た。
6年前、京都の朝鮮学校の前で行われた「ヘイトスピーチ」。民族差別的な言動で校内にいた小学生たちが傷つけられた。いま中高生となり、前に歩み始めた子どもたちを追う。
「”朝鮮に帰れ、キムチくさいねん”と叫ぶ声。私は学校に通うのが怖くなりました。」6年前のヘイトスピーチに傷つけられた子どもたちは、今どうしているのか?去年、朝鮮学校に向けられたヘイトスピーチは違法とする判決が確定したのを機に、二人の少女が取材に応じた。今も恐怖心が消えない中学2年生。失いかけたアイデンティティを取り戻し、日本の専門学校に進むことを考え始めた高校2年生。少女たちの葛藤と再出発を追う。
初級学校(小学校)のとき、ヘイトスピーチをあびせられた、その恐怖。どんな思いで、その後をすごしたのかをまず考えさせられた。そして、10代の若者になって、そのことと、ふたたび向き合うことが求められるようになる。そこでの、真摯な葛藤に、心を打たれる。
そして、その過程を、大人がどのように支えたのか、考えたのかということを。そこには、在日の戦後抱え続けた、いろいろな葛藤や課題があるわけで、その姿にもほんとうに胸が打たれた。ひるがえって、日本のいまの社会全体の状況はどうなのだろうか? ヘイトスピーチ1つをとっても、どれだけ、向き合えることができているのか。大人として。うーん。
ぜんぜん関係ないけど、尹健次さんの『在日の精神史』も読みたいと思ったなあ。
« ワタミ過労自殺訴訟が和解 「創業者の渡辺氏に重大な賠償責任」 | トップページ | 私たちの声を議会へ―― 代表制民主主義の再生 ―― »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「琉球ノワール 1945-1972」(2025.12.07)
- NHK、米兵の沖縄での性犯罪報道を延期 関係者「高市政権に忖度」 制作現場からは抗議 政権発足翌朝から2週間後に(2025.12.02)
- 玉川徹氏 「新たに医療税のようなものか消費税をプラス10%」→医療費が2040年には30兆円増、社会保険でやっている限り応能負担にならない(2025.11.12)
- 「落日のメガソーラー 問われる自然との共生」(2025.10.18)
- 遺骨はある 海底炭鉱で待つ183人(2025.10.06)
「平和」カテゴリの記事
- 米軍、名護で攻撃ドローン訓練 実弾で自爆 沖縄県内で継続へ(2025.12.12)
- 「琉球ノワール 1945-1972」(2025.12.07)
- トランプ政権が「モンロー主義」復活宣言 中南米での覇権目指す(2025.12.06)
- 台湾有事は法的に存立危機事態になり得ない 元内閣法制局長官の警鐘(2025.12.04)
- NHK、米兵の沖縄での性犯罪報道を延期 関係者「高市政権に忖度」 制作現場からは抗議 政権発足翌朝から2週間後に(2025.12.02)
「政治」カテゴリの記事
- 農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒(2025.12.15)
- 大学受験のトレンドは「負担軽く」「合格早く」 就職売り手市場で“実学志向”も 河合塾主席研究員が分析(2025.12.14)
- 十年後 奈良教育大付属の報告集会(2025.12.13)
- 米軍、名護で攻撃ドローン訓練 実弾で自爆 沖縄県内で継続へ(2025.12.12)
- 「統廃合に危惧」「教員にも言及を」 高校教育改革骨子へ意見相次ぐ(2025.12.11)
「歴史」カテゴリの記事
- 「琉球ノワール 1945-1972」(2025.12.07)
- 前衛12月号ができています。(2025.11.10)
- 外国籍教員 教育現場に残存する「差別の壁」(2025.10.14)
- 戦後80年所感は「期待外れ」? 随所に「石破カラー」は見えたが…識者が指摘する「不十分」な部分とは(2025.10.11)
- ニュースをチェックしたりでほんとに落ち着かない(2025.10.10)
「若者」カテゴリの記事
- 大学受験のトレンドは「負担軽く」「合格早く」 就職売り手市場で“実学志向”も 河合塾主席研究員が分析(2025.12.14)
- 国立大への資金投入、メリハリか基盤の強化か 文科省と財務省の対立(2025.11.25)
- 山口大の授業料値上げ検討、学生「情報不十分」と反発 大学側は財政難を強調(2025.10.26)
- 大学入試の“女子枠”に「一定の効果あり」 30年続ける名古屋工業大の理事が検証、残る課題は(2025.10.19)
- 遺骨はある 海底炭鉱で待つ183人(2025.10.06)
« ワタミ過労自殺訴訟が和解 「創業者の渡辺氏に重大な賠償責任」 | トップページ | 私たちの声を議会へ―― 代表制民主主義の再生 ―― »



コメント