社会を変える23章 そして自分も変わる
いまの時代、学習が大事なのは、多くの人が感じ始めていることだと思う。シールズ選書がうまれたり、書店のフェアがいろいろ話題になったりするのもそういうことがあると思う。だけど、学習をするにしてもいいテキストがないということも悩みでもある。そんな中で、編まれたのがこの本だ。
だけど、厳密に言えば、この本はテキストではない。むしろ、学習に向けた討論をはじめるための本だ。だから、問題設定が工夫されている。そして、そこで提示されている論点がまた、参考になる。ここから、文献をさがして、学んでいこうというわけだ。
とりわけ、市民が声をあげていいことを自覚し、声をあげはじめたいま、本書の前半分は、そうとうおもしろい。平和運動にかかわる著者ならではだ。だけど、本書は科学的社会主義の理論から未来社会にまで展開する。その問題意識は理解できるが、科学的社会主義の理論っぽい後半は、科学的社会主義の理論が不得手なボクから見ても、おおざっぱすぎて、???のところが多いなあ(笑)。ちょっときゅうくつ? この点は苦労がたえないし、あえて挑んだことは共感はできるけどねえ(苦笑)。
だけど、問題設定がこの本の肝だよねえ。討論したいし、いっしょに学んでいきたい。そう感じさせてくれる。
著者は、30年来の知人というか、仕事仲間。いろいろチャレンジしてほしいなあ。
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