長期雇用の自衛官 今年度応募者が20%減
自衛隊を身近に感じる人が増えたのは、広報戦略の勝利か。メディアの利用も含め、見方が変わったことは事実だろう。もちろん、だけど、自衛隊の本当の姿が共通認識になっているとは思えない。しかし、一方で、これはどうだろう。
長期雇用の自衛官 今年度応募者が20%減(NHKニュース)自衛隊の現場部隊の中核として長期間雇用される自衛官の募集で、今年度の応募者がこの9年で最も少なくなったことが防衛省のまとめで分かりました。内閣府の調査で、自衛隊に良い印象を持つ人が90%を超えるなか、応募者は昨年度よりおよそ20%落ち込んでいて、防衛省は対応を検討することにしています。
自衛隊には、幹部自衛官以外に、現場部隊の中核として長期間雇用される自衛官と、2年から3年の任期で短期間雇用される自衛官の2つのタイプがあります。
このうち長期雇用の自衛官について、防衛省がことし8月から9月にかけて募集したところ、応募したのは陸海空で合わせて2万5092人と、今の採用制度になった平成19年度以降の9年で最も少なくなったことが分かりました。
内閣府がことし1月に行った世論調査では、自衛隊に対し良い印象を持っていると答えた人が92%と、昭和44年の調査開始以降最も高くなっています。
その一方で、今年度の応募者数は、昨年度の3万1145人よりおよそ20%落ち込んだことから防衛省は対応を検討することにしています。
応募が減ったことについて、防衛省は「民間企業の採用が増え、募集に影響したことが考えられる」としています。
当然、安保法制とは無関係とは思えない。戦争の危険、海外での武力行使の危険を感じているのも事実だろうし。
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