それでも夜が明ける
実は、何度も、見ようと思って、DVDを借りたのだけど、なかなか見ることができなかった映画。勇気がいる。やっぱりきつかった。それほど、絶望的な状況のなかで生き抜いた実話。時代は、南北戦争の20年ほど前の時代。拐され奴隷として売られた自由黒人ソロモン・ノーサップによる奴隷体験を描く。日本人のボクがみれば、やっぱり絶望のなかを生き抜いた姿にいろいろ考えさせられる。だけど、そもそも奴隷制は、アメリカの歴史にとって暗部。その歴史に切り込んでいるというのが大事なのだとも思える。ブラピが、説教くさいなどの意見もあるだろうけれども、そんなことよりも、その歴史の描き方が、やっぱりすごいなあ。そんな歴史を直視してこそ、民主主義とは、とか、人権ということと国のあり方が問われると言うことだろう。なかなか、すごい映画だなあ。
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