共産党:他党と選挙協力…独自候補擁立見直し
深夜の強行採決。ほんとうに悲しい日。だけど多くの人が、希望を感じたと表明している。そおは、どういえばいいかよくわからない。ほんとうに、日本の統治のありようは、表現のしようのないほど不安定になった。平和・外交の不安定、法治というレベルの不安定。だけど、新しい民主主義が、壊れかけた民主主義を再生するのか?
さて、今日の夕方以降はこの話題、
共産党:他党と選挙協力…独自候補擁立見直し(毎日新聞)共産党は19日、党本部で緊急中央委員会総会を開き、来夏の参院選や次期衆院選で民主党など他の野党との選挙協力を進め、原則として全選挙区に独自候補を擁立する党方針を見直す方針を決めた。「安全保障関連法廃止」での一致が条件で、共産党が他党との全面的な選挙協力を打ち出すのは初めて。
共産党が、候補者調整も含めた選挙協力に踏み込む姿勢に転換したのは、安保関連法に反対する世論の高まりを受けたためだ。関連法成立阻止のために内閣不信任案を共同提出した民主、維新、共産、社民、生活の5党に、参院会派「無所属クラブ」を加えた枠組みを基礎とする。
志位和夫委員長は記者会見で「国政上の違いは横に置き、大同団結したい。選挙協力はいろいろな形が可能で、我々が立てずに相手を推薦することもある」と述べ、野党統一候補も検討する考えを示した。
共産党は昨年の衆院選では沖縄県4選挙区で他の野党と候補者調整した結果、1区で18年ぶりに小選挙区の議席を獲得した。全国で選挙協力が実現すれば、来夏の参院選の情勢にも影響しそうだ。ただ他の野党には共産への警戒心も強く、具体的協議がどこまで進むかは不透明だ。
これが、その呼びかけの「『戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府』の実現をよびかけます」
記者会見も必見。
こうした共同にむけたことは、たたかいのなかで、ボクも、そしてみんなも感じ続けてきたことだと思う。だから、これは当然、あたりまえのようにうけとめた。
もちろん。そんなに単純な話ではない。ただでさえ、共産党との共闘は、いろいろな警戒を生む。
だけど、ボクは、この間のとりくみは、それを乗り越えるものになったと思う。そして、共闘と協力を運動が求めている。
だけど、選挙協力となれば、一点での共闘といっても、いろいろな問題がある。冷静に考えても経済政策はどうするのかだとか。なにより民主党との共闘になれば、その共闘のモデルでもある辺野古はどうするの? 民主党にとってはトラウマの課題だ。
だけど、だけど、そんなことはわかっているのだ。それでも、切実な、戦争するな! だれも殺さない! そして、民主主義ってなんだの声!
そして、共闘の基礎は、沖縄をみていて、信頼と尊敬だと痛感させられてきた。そして、この間の、岡田さんの国会内外での発言や、国会での福山さんや、枝野さんや、福島さんの演説にはボクもほんとうに聞いていて涙した。そこには決して、嘘はない。ならば、粘り強く、1つ1つ困難を乗り越える知恵を出そう。そのために、できることは何でもしよう。それは、政党の指導部だけではなく、みんなの課題だ。
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