« シリーズ戦後70年 障害者と戦争 ナチスから迫害された障害者たち (3)命の選別を繰り返さないために | トップページ | 承認取り消し支持71%、工事中止すべき73% 本紙調査 »

2015/09/16

「政治に絶望するような議会運営やめて」 参院中央公聴会 奥田氏の発言全文

 やっぱり、歴史的といえば、歴史的な事態の中での発言。

「政治に絶望するような議会運営やめて」 参院中央公聴会 奥田氏の発言全文(東京新聞)

 シールズ中心メンバーの奥田愛基(あき)氏(23)は、デモ参加者としては異例となる公述人(野党推薦)に選ばれ、十五日の安全保障関連法案に関する参院特別委員会の中央公聴会に出席した。意見陳述の全文は次の通り。 

 大学生の奥田愛基と言います。シールズという学生団体で活動しています。こんなことを言うのは非常に申し訳ないが、先ほどから寝ている方がたくさんいるので、もしよろしければ話を聞いてほしい。僕も二日間くらい緊張して寝られなかったので。僕も帰って早く寝たいと思っているのでよろしくお願いします。
◆保守、革新、改憲、護憲の垣根を越えてつながっている
 シールズとは、日本語で言うと「自由と民主主義のための学生緊急行動」だ。私たちは特定の支持政党を持っていない。無党派の集まりで、保守、革新、改憲、護憲の垣根を越えてつながっている。最初はたった数十人で、立憲主義の危機や民主主義の問題を真剣に考え、五月に活動を開始した。その後、デモや勉強会、街宣活動などを通じて、私たちが考える国のあるべき姿、未来について社会に問い掛けてきたつもりだ。
 話したいことは三つある。一つは今、全国各地でどのようなことが起こっているか。人々がこの安保法制に対してどのように声を上げているか。二つ目は安保法制に関して、国会はまともな議論の運営をしているとは言い難く、あまりにも説明不足だということだ。このままでは、到底納得することができない。三つ目は政治家の皆さんへの私たちからのお願いだ。
 第一にお伝えしたいのは、私たち国民が感じている安保法制に対する大きな危機感だ。疑問や反対の声は、現在でも日本中でやまない。つい先日も、国会前では十万人を超える人々が集まった。東京の国会前だけではない。私たちが独自にインターネットや新聞で調査した結果、全国二千カ所以上、数千回を超える抗議が行われている。累計して百三十万人以上の人々が、路上で声を上げている。
 調査したものやメディアで流れているもの以外にもたくさんの集会が、あの町でもこの町でも行われている。全国各地で声が上がり、人々が立ち上がっている。声を上げずとも疑問に思っている人は、その数十倍もいるだろう。
 強調しておきたいことがある。私たちを含め、これまで政治的無関心と言われてきた若い世代が動き始めているということだ。誰かに言われたからとか、どこかの政治団体に所属しているからとか、いわゆる動員的な発想ではない。この国の民主主義のあり方について、この国の未来について主体的に一人一人、個人として考え立ち上がっているのです。
 シールズとして行動を始めてから誹謗(ひぼう)中傷に近いものを含め、さまざまな批判の声を投げかけられた。例えば、「騒ぎたいだけだ」とか、「若気の至りだ」とかいった声がある。「一般市民のくせに、おまえは何を一生懸命になっているのか」というものもある。つまり、専門家でもなく学生なのに、もしくは主婦なのに、サラリーマンなのに、フリーターなのになぜ声を上げるのか、ということだ。
 しかし、先ほども説明したように私たちは一人一人個人として声を上げている。「不断の努力」なくして、この国の憲法や民主主義が機能しないことを自覚しているからだ。
 「政治のことは選挙で選ばれた政治家に任せておけばいい」。この国にはどこかそのような空気感があったように思う。それに対し、私たちこそがこの国の当事者、つまり主権者であること、私たちが政治について考え、声を上げることは当たり前なのだと考えている。その当たり前のことを当たり前にするために、声を上げてきた。
 二〇一五年九月現在、今やデモなんてものは珍しいものではない。路上に出た人々が、社会の空気を変えていった。デモやいたる所で行われた集会こそが不断の努力だ。そうした行動の積み重ねが、基本的な人権の尊重、平和主義、国民主権といった、この国の憲法の理念を体現するものだと私は信じている。…

 たしかに、日本の政治と社会のあり方を考えるうえで、とってもいろいろなことを考えさせてくれる発言。と、同時に、ボクら大人がどのように受けとめるべきなのかも。感動ばかりしててもいけない。何を前にすすめ、何がまだ足りないのか?

 同時に、昨日の公聴会は、奥田さんだけではなく、敬愛する松井さんをはじめ、濱田さん、小林さんの発言も、とっても教えられ、考えさせられるものが多い。大切にしなければ!

« シリーズ戦後70年 障害者と戦争 ナチスから迫害された障害者たち (3)命の選別を繰り返さないために | トップページ | 承認取り消し支持71%、工事中止すべき73% 本紙調査 »

平和」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/62291841

この記事へのトラックバック一覧です: 「政治に絶望するような議会運営やめて」 参院中央公聴会 奥田氏の発言全文:

« シリーズ戦後70年 障害者と戦争 ナチスから迫害された障害者たち (3)命の選別を繰り返さないために | トップページ | 承認取り消し支持71%、工事中止すべき73% 本紙調査 »

無料ブログはココログ
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31