高大接続システム改革会議『中間まとめ』を斬る
日曜日は、高校教育研究会に参加。テーマは、高大接続、入試改革をめぐる問題。北星の佐々木隆生先生が今回も報告。先生自身が、FBでその報告をされているので、そちらを。報告は、①高校教育改革と高校基礎学力テストが、高大教育接続から離れてしまって「一体改革」になっていない、②学力の捉え方が皮相になっている上に夢だけで実行不可能な大学入学希望者学力評価テストを提案しているので、このままでは迷走するというもの。あいかわらず、佐々木さんの分析は鋭く、かつ刺激的。
子どもたちが社会に出て、自立して生きていくために、中等教育や高等教育があるのであるから、どこかで、その達成が、テストという形ではからなければいけないことはそうだとボクは思う。だけど、日本の現状で、そういうものが導入されればという話になる。現場の多くの危惧もその点にあるわけだけど。それをどう考えるか、いまの教育の現状は、さまざまな問題が重なりあわさって、おこっていると思う。高大接続、入試や高校教育をめぐっておこっていることも、そうだし、また、ある意味、為政者の意思という面とともに、為政者の行き詰まりという面もある。それが、教育を受ける側と、そのまわりの議論とあわさりながらいろいろ複雑化する。このあたりの矛盾をどう感がるかということがとても大事な気がする。
問題はどうするか、いまの高校教育、大学教育の改革を考えるうえで、「管制高地」が高大接続だと、佐々木さんは言うが。ボクは個人的な意見は、かつてはそうだったが、いまはどこかに、これで打開の方向を見出すこというようなことは考えない方がいいと思っている。あまりにも、様々な要素が積み重なって、いまの矛盾がおきているのなら、様々な問題の改善を一つひとつ積み重ねるしかないでは。どこかに、突破口を見出そうとするからややこしくなるわけで、むしろ問題を分解しながら、それを全体のなかで位置づけるということが大事なのではかな。そんな感想を持った次第。
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