自衛隊、米軍訓練に参加 カリフォルニアで離島防衛想定
では、いま日米の軍事一体化はどこまですすんでいるのか? なかなか実態のわからないなかで、アメリカでの共同訓練が公開されているようで。
自衛隊、米軍訓練に参加 カリフォルニアで離島防衛想定(朝日新聞)自衛隊は米カリフォルニア州南部沖で1日(日本時間2日)、米軍とともに、敵軍に占拠された島を制圧するための実弾を使った砲撃訓練を実施し、報道陣に公開した。
海から陸地に兵力を送り込む水陸両用作戦の訓練「ドーン・ブリッツ(夜明けの電撃)」の一環。敵が部隊を展開する島に潜入した陸自と米海兵隊の部隊の情報をもとに、沖合の海自イージス艦や米海軍艦が上陸作戦に備えた艦砲射撃をした。陸自隊員が英語を使い、無線で米海軍の砲撃を誘導する場面もあった。
離島防衛が専門の陸自西部方面普通科連隊など、陸海空の3自衛隊あわせて約1100人が訓練に参加している。自衛隊は、尖閣諸島をめぐる緊張の高まりを受けて2013年に初参加し、今回が2回目。離島防衛をめぐる日米の連携ぶりをアピールする。
この訓練には、日米のほか、メキシコとニュージーランドの部隊も参加し、オーストラリア、コロンビア、チリも隊員を派遣する。主催する米軍には、多国籍軍を編成するような事態に備えて、多国間共同での水陸両用作戦能力を高める狙いもある。
これがその、米国における統合訓練(実動訓練)(ドーン・ブリッツ15)の概要で、防衛省が発表しているもの。
水陸両用作戦に係る一連の行動というのが、まさに、この間の国家安全保障戦略やガイドラインの方向の1つでもあるのだろうなあ。
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