« 安倍内閣支持率37.8% NNN世論調査 | トップページ | 内閣支持率37%に 不支持は46% »

2015/08/10

戦後70年談話 原案にお詫びなど明記

 これは、最後の最後まで目が離せないなあ。

戦後70年談話 原案にお詫びなど明記(NHKニュース)

 安倍総理大臣が戦後70年にあたって今月14日に発表する総理大臣談話の原案に、いわゆる「村山談話」でキーワードに位置づけられている、「お詫び」や「侵略」など、すべての文言が明記されていることが明らかになりました。政権幹部からは評価する意見が出ていて、安倍総理大臣は閣議決定に向けて最終的な文言調整を進めることにしています。
 安倍総理大臣は戦後70年にあたって今月14日、総理大臣談話を閣議決定しみずから発表することにしていて、先の大戦での日本の対応に「痛切な反省」の意を示し不戦の誓いを表明するとともに、歴代内閣の基本的立場を引き継ぐ方針を明記する意向です。これを前に、安倍総理大臣は先週から、自民党の谷垣幹事長や公明党の山口代表らに対し、談話を閣議決定する意向を伝えるとともに、原案を示して考え方を説明し理解を求めています。
 こうしたなか、関係者によりますと談話の原案では過去の歴史や歴代政権の取り組みに触れるくだりなどで、平成7年のいわゆる「村山談話」や平成17年の「小泉談話」で、いわゆるキーワードに位置づけられている、「痛切な反省」、「植民地支配」に加え、「お詫び」と「侵略」という、すべての文言が明記されていることが明らかになりました。
 安倍総理大臣は今回の総理大臣談話について、「今まで重ねてきた文言を使うかどうかではなく、安倍政権としてどう考えているのかという観点から談話を出したい」と述べ、ひとつひとつの文言を使うことにはこだわらない考えを示していました。安倍総理大臣が、原案で村山談話でのキーワードをすべて盛り込んだ背景には、ひとつひとつの文言を使ったかどうかという議論を避け、みずからの真意を正確に伝えたいという考えがあるものと見られます。
 談話の原案を読んだ政権幹部からは、「細部で注文をつける人はいるかもしれないが、全体として大多数の国民は共有できる内容になっているのではないか」などと評価する意見が出ていて、安倍総理大臣は閣議決定に向けて、最終的な文言調整を進めることにしています。

 村山談話の線は、国際社会との関係でも、外交筋は、どうしても守らなければならない一線というぐらいの認識はもっているはず。だけど、安倍さんだし、ここで一つの攻防が最後までということかあ。戦後の原点にかかわる問題だし。最後まで、注視。

 だけど、一方で、戦後の歩みの問題と、積極的平和主義は、ほとんど議論されずに、そのまま談話に持ち込まれるのか。それはそれで、かなり大きな問題だし、そこでの批判も不可欠なはずだけど。

« 安倍内閣支持率37.8% NNN世論調査 | トップページ | 内閣支持率37%に 不支持は46% »

平和」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

歴史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 戦後70年談話 原案にお詫びなど明記:

« 安倍内閣支持率37.8% NNN世論調査 | トップページ | 内閣支持率37%に 不支持は46% »

無料ブログはココログ
2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31