安保法案廃案を訴える学者のシンポジウム開催
昨日の昼間は、この集会に。9条の会事務局の主催、民科の法律部会が共催。学生・院生の質問に、法学者=浦田一郎さん、城秀孝さん、新倉修さん、渡辺治さんが答えるこという趣向。
安保法案廃案を訴える学者のシンポジウム開催(TBSニュース)安全保障関連法案をめぐり、これに反対する憲法学の専門家らがシンポジウムを開き法案を廃案にすべきと訴えました。
「平和な世界をつくろうということで、国連がつくられたわけですね。国連(PKO)に参加する以上、武力じゃなきゃダメだというような主張はやはりおかしいのではないかと思います」(神田外語大学〔国際法学〕 城秀孝講師)
このシンポジウムは、安保関連法案の問題点などを話し合うため市民団体が呼びかけたもので、法案に批判的な憲法や国際法の専門家らが集まりました。
安保関連法案をめぐっては憲法の専門家の多くが「憲法違反」と批判していますが、シンポジウムでは新しい法案には海外に派遣された自衛隊員が不正に武器を使用しても適用する罰則がない事が新たに指摘されました。
「国外犯処罰をするといっても、その手続きをどうするのかというと何も決めていないんですよ。我々からすれば欠陥法案」(青山学院大学〔刑事法学〕 新倉修教授)
参議院での安保関連法案の審議は、事実上の夏休みに入っていて審議再開は週明けの18日以降になる見通しです。
やっぱり、治さんが喋り捲る! ●分の持ち時間?を25分はしゃべったなあ。まあ、それでもだれも、文句を言わないし、そうなるのが普通とみんな思うところが、いかにも治さんであるのだけどね。
さて、その治さんが話したこと。
運動のもりあがりをつくった2つの共同ということで、90年代以降の自衛隊の海外派兵に反対する運動がつくれなかった、団体間、政党間の共同を、今回の運動ではつくりあげたこと。3つの実行委員会による総がかり行動のこと。
もう1つは、安保・自衛隊に反対する人も、それを容認するが、いまの戦争法案には反対する人がいっしょになってたたかっていること。
そして、その共同によって、4つの新しい力がつくられた、一つは安保闘争が首都圏・大都市圏のたたかいであったのが、今回は地方に広くひろがっていること、2つがリベラルだけではなく、保守が立ち上がっていること、3つが、学生の立ち上がり、4つが女性の大きな変化。
長期延長がかかえた4つの爆弾のうち、再稼働はすすめている、しかし70年談話での衝突の回避、辺野古の先延ばしなど、あたらしい局面。どう、政治的危機をつくりだしていくのか!
困難な状況にはかわりがないが、しかし。終わった後、立ち話で。「つぶしたなあ」。経験のないたたかいに挑む。
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