« 戦後日本社会における憲法秩序を問う | トップページ | 公開シンポジウム 学問の自由をめぐる危機 ―国旗国歌の政府「要請」について考える― »

2015/07/05

スウェーデンの福祉にみる普遍主義と社会権

11267176_916846971709382_4879411429 訓覇さんの話が聞きたくて、昨日は生活保護問題対策会議の記念シンポに。できて8年か。結成のシンポにも参加したなあ。さて、日本の深刻な現状のもとで、スウェーデンから何を学ぶのかというのが、テーマ。そのスウェーデンの政策の根底を、普遍主義ということで、せまっていく。かなり原理的な話で、政策の根底にあるこの原理を多角的に紹介していくのが前半。普遍主義の終焉などの議論に対して、その原理をしっかり確認していく。社会のありようだと、政策のありようの根底にある、人権、社会権にかかわって、どんな思想と原理があるのかということをボクらがどううけとめるのかは、何となく大事な気がしていたけど、とても刺激的な話ではあった。ただ、ものすごい、スピードで話されて、しかも資料が手元にあるわけではなかったので、ボクぐらいの知識では、正直、高速の話に振り落とされているというのが実感。ただただ、もっと勉強しないと、アンデルセンの本もちゃんと読み切らないとなあなどなど。うけた刺激で十分か。後半は、社会投資ということや、第三の道ということを話された。新自由主義がひろがるなかでの政策動向の話だけど、ここはボクの知識では、なかなか難しい。
 後半のシンポは、辻さんや藤井さんも加わっての話。終わった後、藤井さんといっしょにきていた、息子の上司ともどもご挨拶。来週、息子は上司と海外研修に同行するそうな。大丈夫かなあ(笑い)。


« 戦後日本社会における憲法秩序を問う | トップページ | 公開シンポジウム 学問の自由をめぐる危機 ―国旗国歌の政府「要請」について考える― »

政治」カテゴリの記事

経済」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: スウェーデンの福祉にみる普遍主義と社会権:

« 戦後日本社会における憲法秩序を問う | トップページ | 公開シンポジウム 学問の自由をめぐる危機 ―国旗国歌の政府「要請」について考える― »

無料ブログはココログ
2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31