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2015/07/26

学校Ⅱ

F0202120_593054 先週、「学校」を見て、今夜、「学校Ⅱ」を見た。やっぱり、よかった。何度も見ている映画だけど、ああ、ここはこんなふうに描いていたのかと発見がある。今夜は、山田監督が、障害というものをどのように描いているのかみたいなところに、少し注目をしたり。竜先生の、「与えるとか教えるとかいうことじゃないんだよ、コバちゃん。子供たちから学んでそれを返してやる-それが僕たちの仕事なんだ」の言葉のうらには、監督の、障害のある子どもをじっと見続けたそういう視線があるんだろうなって思った。そのぐらい、映画監督の目は、いろいろ教えてくれるもの。そして熱気球のシーン。ね。そこでも子ども。
 卒業式のシーンも山場だけど、この映画がつくられて、もうすぐ20年になる。あれから学校現場はどう変わったのか。多くの障害児学校も、どんどん管理的になっていった。あのようにまっすぐに葛藤し、成長する若い教師はいまいるのだろうか? そして竜先生のような先生は? 悩んだりして、実践する現場はあるのか?などもいろいろ考えさせられる。

 舞台となったのは、雨竜。コンサートが旭川で、気球は美瑛。ちょうど、相方は、その少し北にいま暮らして、この映画のテーマの障害児教育について生業にしている。そして、登場人物の吉岡くんは、彼女が若い頃つとめていた学校の生徒だった。少し、縁のある映画だな。と思って、電話したら、しっかりこれを見ていた。

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